ラッキーなことを一個、寝る前に思い出すと、
良い一日だったわあ、と思える気がする。
一日一個、偶然や奇跡を見つけられたら、
どんなことがあっても、あはは、と笑っていられそうだよね。


ここ数日、寒い日が続いている。
朝冷たい水が水道から流れ出てくるのを手で受け止めるだけで、
ああ、はやく初夏の風のにおいが、カーテンをすり抜けて、私の所までやってくれば良いのに!
と、もどかしくなる。きいい!

最近、(というか前からなんだけど)落語を聞くのが非常に楽しみで、
毎朝起きるとコーヒーを淹れてひとつ、落語を聞くのが習慣になっている。

落語を観に行ったことはないのだけれど、
今ではCDになっていたり、iTunesで手に入ったり、
Youtubeでも聴けるものだから便利便利。

実は、ひとりで地下鉄に乗っている時、お洋服を見て「かわいい~」なんて言いつつも、
私のイヤホンからは5割の確率で音楽、5割は春風亭柳昇、立川志の輔の美しい落語が流れているのだ。
ふふふ。誰も知らないであろう。
しかもひとりで笑うのだ。

誰もがひとりで乗車する時は真顔を決め込み、
無表情(これをResting bitch faceと名付けたアメリカ人すごいと思う。)
でいる電車やバスの中で、にんまりしている人間が居ても良いではないか。
みんな落語を聞くべきだ。
真顔で怒っているように見えるよりずっといいはずだ!
落語だ!
いや、そこはmoumoonを聴くんだ!!!

そうー!
昨日、まことに有り難いことに、ずっと観たかった映画のプレビューと言うべきか、
公開前に鑑賞する機会を頂いたので行ってきました。

アメリカでライブをして帰ってくる時の飛行機の中で
着陸ぎりぎりまで粘ったが、最後まで観きれなかった、
「しかしものすごく面白い!」と夢中になった作品
「セッション」。

NYの名門音楽院に、ドラマー志望で入学した主人公が
ありえないほど厳しいスポ根どころではない、もう鬼。
その鬼教師から、学校一のバンドへとスカウトされ叩き上げられながら成長してゆくヒューマンドラマ。演出も演奏も演技も、すごい!
否応無しに心を持っていかれる、
「感動したね、うふふ」とか「泣けたね~!」なんていう話では済ませてくれない、
息をするのを忘れてしまうほどの展開だった。
例えるなら、怖過ぎて笑ってしまうジェットコースター。
人間、予想外の所までテンションが高まると、自然と笑いが止まらなくなるだろう。
あとは、ほんとうに私の想像の中だけの話だけど、エンディングなんて、
ビンタ。極上に爽快な、ビンタ。
アントニオ猪木のビンタを喰らったことのあるラッキーな人たちはもしかしたら
こんな感覚を味わっているのかもしれない。
もうすぐ公開、観てみてね。(Blu-rayもサントラも買うと決めたもん!)

そんなこんなで。
いつも通っているパン屋さんで
大好きなジャガイモのパンとグリーンスムージーを飲みながら歌詞を書き、
「なんなら先日大量に餃子を作りすぎたので料理はちょっと休憩するわ」、
と言い訳をして別のカフェで石川県産鶏やさいみそ鍋なる、とても美味しい晩ご飯を頂き、

カフェ店内で「きょうの猫村さん3」を読みふけって
大きなガラス窓の向こうに飾ってある植物を眺めていたら
それを小さな小瓶に移していた、ホールのお姉さんと目がばっちり合い、
「持って帰られますか?」と言われたので
お言葉に甘えて頂いちゃって、
調子に乗ってデザートに生クリームがてんこ盛りの
バナナチョコレートタルトなるスイーツでお腹をぺんぺんにした、、、、
今日はとてもラッキーな一日であった。

ちなみに、頂いた植物は「アイビー」。
花言葉を調べたら(花じゃないけど!葉っぱだけど!)

”永遠の愛、友情、不滅、結婚、誠実”

らしい。

うわあ、なんていう、優しさ!

神様が気を使ってくれている気がしました。

ちなみに最近はゾンビカフェというゲームアプリにハマっています。