コップの中のアヒルみたいな生活を打破し、今日から平常運行の生活に戻ります😛
緊急事態宣言が明けた晩にふと考える。
5月に下北沢で舞台に立って以来、僕はずっとこのコップの中のアヒルのような状態で日々を生きてきた。
「その他大勢」に身を委ねることは、息苦しいがなんだか妙に居心地の良いものだ。
実際、それがとても気分的にリフレッシュになったし、5月の芝居で傷めていた左肘の痺れも綺麗さっぱり消えた。
ああ、そうだ。そういや6月が終わる頃までは、パソコンの文字を打つだけでも違和感があるくらい左腕が痺れていたんだよな🤔
まったく公演のたびに何処かしら身体を傷める癖はなんとかならんもんか(笑)
しかし、身体を傷めつけて芝居をしてる時の毎日の緊張感が今また無性に懐かしい。
また欲している。
劇場に足を運ぶ生活は最高に愉しき日々だ。一日があっという間に去る。そして次の「あっという間の一日」があっという間に訪れる。そんな濃密な日々を味わう度、幸せを感じる。
ただし、私らは所詮が根無草だ。
その幸せを今更ながらに噛み締めてみたところで、所詮が明日はどうなるかわからない身。
わからないか?
じゃあ、わからないでいいじゃないか?
わからないなら、まあせいぜいその「わからない」に身を委ねつつせいぜい足掻こう。自分の居場所を探そうじゃないか?
多分、このコロナ禍で何かを失った人は、誰もがそう思って日々を生きてることだろう。
さて、僕もまた芝居の世界に戻ろう。