しばらく土日が雨…という理由で サボっていた芝庭の手入れ
久々に3連休の中日、日曜は晴れたので芝刈りして家の周りの草を少しでも刈って…
久々に休日の青空だな…と空を見上げていると 家から少し離れた所の電線が垂れているのに気づきました。
この線は辿っていくと私の家にも引き込まれている電話線ですが私の家の電話は台風後も普通に繋がるので、本線ではなく支えてある線なのかなと、思いましたが気になるのでNTTに電話をすることにしました。
一応電柱の場所も説明しやすい様に電柱に付いている表札も写真に撮っておきました。
台風一過から二週間も経っているのに電話口では「大変込み合っています」のアナウンス。
「このままお待ちいただいても10分以上お待ちいただく事も…」云々…と続きましたので一度切って暫くしてかけ直し。
午前中に数回掛けても同じアナウンスだったのでこれは埒が明かない…とスピーカーにして呼び続ける作戦に変えました。
フリーダイヤルなのでそこは安心
…しばらく同じアナウンスが繰り返され…やっとオペレーターと繋がりました。「お忙しいところスミマセン大変ですね…」と一言断った後、電線が切れている旨を伝え、電柱のある住所(私の住所)と電柱の表札の番号と私の名前を伝えて工事日を確認して一件落着
来週には来てもらえる様です
まだまだ電力会社、通信会社は大変そうですね。ライフライン復旧お疲れ様です。感謝感謝。
さて、今回改めて電柱の表札の写真を撮って、気になった事があったので調べてみました。
あの数字の意味です。隣り合う柱が通番なのは何となく分かりますがそれ以外にも何やら書いてあります。
その数字を調べる前に意外な事が分かりました。
先ず、単純に電柱、電信柱(子供の頃、私は所謂電柱の事を電信棒と言っていましたが私の家だけなのかな)と普段何気なく呼んでいるこの柱。正確には電柱と電信柱は違うモノ…だという事が分かってしまいました。
今どきのこの柱には電力線、電話線、光ケーブル等色んな物が架線されています。
ではこの柱の所有者は誰 電力会社が所有者…だと思っていましたが、所有者によってこの柱の名前が変わるんだそうです。
電力会社が所有するものが正しい意味での電柱。正式には電力柱。
NTTなどの通信会社が所有するものを電信柱といいます。
では今回写真を撮った柱は…
NTTと中部電力の二つの表札がある…。この場合はどっちが所有者
これがちょっとややこしいのですがググッても「表札が上にある方が所有者」と説明してあるサイトと「地面に近い方が所有者」と説明してあるサイトとありました…もう分け分からん… と思ってもっと調べていくと…どちらも正解でどちらも不正解という結論に。
東北電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の所有電柱には表札が上に付いている。
東京電力、中部電力、(岐阜県内の)北陸電力の所有電柱には表札が下に付いている。
(北陸三県)の北陸電力、北海道電力は規定なし。
…だそうです。
つまり、私の家は中部電力のエリアなので下に付いている札の中部電力の所有する電柱という事に。
NTTと光ケーブルが間借りしているということです。
そしていよいよ暗号の様な数字。NTTの札には地名とややこしい数字が書いてあります。
都合によりボカシをいれていますがあそこにはメインの路線名が書いてあります。
今回の写真で云うと…そのメインの路線の始点から11本目を右に割れた枝線29本目ということになります。
…なるほど、そのルールから行くとあの道路の電柱の番号は多分…
ちょっと暇なときに散歩がてら家の周りの電柱の数字を追ってみようかな…
今回、たまたま見付けた台風の爪跡から電柱と電信柱の違い、NTTの表札の数字の意味を知ることが出来ました。
…そういえば、改めて思った「電信棒(でんしんぼう)」って言い方、しませんか