理系ママの、育児と家事と山と株とプログラミング -2ページ目

理系ママの、育児と家事と山と株とプログラミング

美容・語学・IT・子供・レジャー・資産運用など、思いつくままに色々と書きたいと思います。ひょっとすると雑貨・介護・風水なんかの話もするかもしれません。

先日初めて「本」の話題を書いたので、ついでに最近強く印象に残った本の紹介。

最近一番のヒットは、川上和人さんの「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」です。

 

 

タイトルも表紙もなんかいまいちであまり面白そうな気がしないですが、ある雑誌の書評でみかけて気になったので読んでみました。
詳しい内容はリンク先を見ていただくとして簡単に紹介すると、主にフィールドワークを中心に鳥類学者の活動を紹介したり鳥の分類や生態を説明したりする内容です。
・・・ほらね、面白くなさそうと思うでしょう?

でも読んでみるとこれがすごく面白いんです。
興味深いという意味での「面白い」でなく、どちらかというと抱腹絶倒の「面白い」です。
鳥類学者にしておくのがもったいないくらい、笑える文章を書ける人です。
もう、ほとんど全ての段落にジョークと科学的知識とは完全に無関係な情報が溢れていて、一ページ読むごとに「いや、それ関係ないから」とか、「ちょっ・・・、それ読者が信じたらどうするの」とか、心の中で何度も突っ込みを入れずにはおれない、そんな本です。

例えばハヤブサとウグイスの飛び方が「月とスッポンほど違う」という説明の後、あえて月の直径とニホンスッポンの体長の比率に対する考察を挟んだ上で、「月とスッポンは言い過ぎだから月とガニメデぐらいの違いとしておこう」と修正したり、小笠原諸島でのフィールドワークの説明でドカタ焼け防止のためにUVカットでなくUVスルーのシャツを作るべきとユニクロに提案したり、「それ、どうでもええやん!」な記述だらけです。

とにかく読んでいて退屈しない文章です。
しかもちゃんと学術的知識も得られるようになっていて、例えば絶海の孤島での調査の際に外来生物を持ち込まないためには道具を新品で揃え冷凍庫で凍らせアルコールで拭き目張りをした密室でバルサンを炊いて、調査員自身も一週間前から種のある果実の摂取が禁じられるなど大変な苦労があることが書かれています。
もちろんそういった内容も楽しく読めるように冗談まみれで書かれています。

子供でもわりとすらすら読めます。
ただ、フィールドワークを困難にする断崖の高さが10mであることを説明するのに「ピッコロ大魔王に換算すると四人分の高さ」と表現するのはまあいいとして、「ゲシ眉のスナイパーは背後を取られると殴る悪癖がある」とか、耳の中に蛾が入ってしまった時の衝撃を「脳内で聖飢魔IIが大音量ゲリラライブ」と表現したりとか、四十代以上じゃないと通じなさそうな文章も多いです。

一日遅れですが、昨日は二泊三日の札幌旅行の最終日でした。

前日のスノーモービルで筋肉痛です。

スノーモービルってパワステ付いてなくてハンドルがかなり重いんです。

右折は右手でハンドルを引っ張って左手でハンドルを向こうに押せばいいので両手に力をこめられるのですが、左折時には主に左手で引っ張るだけです。

というのも、右手の親指でアクセルを操作するので、右手でハンドルを向こうに押すとどうしてもアクセルをふかしがちで大変危険なのだそうで。

というわけで左腕だけ筋肉痛の1日でした。

 

最終日のこの日はホテルで朝食→札幌雪まつり「つどーむ会場」でチューブスライダー→会場内で昼食→電車で新千歳空港に移動→羽田 という旅程。

 

朝食はバイキングですが、もちろんご当地グルメを意識してセレクト。

↑スープカレーとザンギ(前日はタレザンギ、この日は普通のザンギ)。

スープカレー、辛い。

 

そして↓カツゲンです。あと北海道牛乳も飲みました。

 

つどーむ会場ではホタテバーガー。

 

この時点で12時半ですからね。

15時新千歳発の飛行機に間に合うためにはご飯を選んでいる暇なんてなかったんです。

なので入り口近くで一番空いているところで買いました。

ホタテたっぷりで美味しかったです。

 

旅行中に着た衣類なんかはホテルから宅配で発送済みですが、つどーむ会場で遊ぶために着ていた防寒具(スキーウェア)はまだ身につけたまま。

栄町駅で電車を待つ間に脱いでボストンバッグへ。

札幌が初めての私、なぜか札幌から新千歳まで20分程度と思い込んでいまして。

駅探で調べてその倍くらいかかると気づいて大慌て。

ウェア入りのボストンバッグはコンビニから宅配で発送するつもりだったのですがそんな暇もなく、次男と二人で空港へダッシュです。

 

なんとか空港に到着。

旅行時は大抵別行動でのんびり本を読んだりしていることの多い夫は、この日もホテルから空港へ直行してラウンジでのんびり。

そんな夫から「離陸予定が15分遅れ」と連絡が入ったので焦らずにすみました。

 

結局宅配にする暇のなかったボストンバッグをカウンターで預け、保安検査場を抜けてお土産売り場に直行です。

「道-MEN 北海道を喰いに来た乙女」で絶賛されていた夕張メロンゼリーを何としてもゲットしたかったのですが、見つからず残念・・・。

白い恋人を買って帰りました。

 

 

札幌滞在二日目。
今日は午後にスノーモービル体験に行って来ました。
札幌から車で20分くらいの場所ですが、マイクロバスでホテルまで無料送迎してくれるし、ウェアもヘルメットもグローブもブーツも貸して貰えるので「手ぶらでO.K.」とのこと。

とは言え、持って行って良かったもの、持って行った方が良かったと思ったものがいくつかありました。


持って行って良かったもの1:お金

当たり前のように思えますが、親子三人で三万円以上しますし、これだけ高額だと通常クレカが使えるもんですが、使えませんでした。
ちゃんと現金を用意して行って正解。

持って行って良かったもの2:ゴーグル

これは貸して貰えないので持って行きましょう。

 

 

持って行って良かったもの3:飲み物

結構力を使うので喉が渇きます。
運転中は無理でも、休憩中に飲み物を飲んだ方がいいでしょう。
貸して貰えるウェアのポケットにペットボトルを入れて持って行きました。

持って行った方が良かったもの1:デジカメ

これ、スキーの時も思ったんですよね。
最近スマホのカメラの性能が本当に良くなって、わざわざデジカメを持ち出す事はほとんどなくなりました。
だから旅行でもつい家に置いたままにしてしまうのですが、当然スノーアクティビティ用の分厚い手袋がスマホ対応なはずはなく、やっぱり手袋をしたまま撮影できるデジカメはこういう時には便利です。

持って行った方が良かったもの2:靴用のカイロ

足は、私はまあ大丈夫でしたが人によっては冷えるんじゃないかと。
あと、手の指が冷えます。
特に右手の親指なんかはずっとアクセルを操作していないといけないので、手袋のなかに引っ込めて他の四本の指で包んで温めることはおろか、グーパーして血を通わせることもできません。
タクシーの運転手さんがするような薄手の手袋をして、それに靴用のカイロを貼り付けて、その上からグローブをつけたらいいかと思います。

持って行った方が良かったもの3:ネックウォーマー

 

 

ネックウォーマーって言うんですかね。耳、鼻、口から喉の前側を被う布製のカバー
あれ、あった方がいいと思います。
顔が結構寒いです。

二泊三日の北海道旅行の二日目。
今日も今日とて「道-MEN 北海道を喰いに来た乙女」に出てきた北海道ご当地グルメを満喫します。

とは言え朝食はホテルのバイキング。

ザンギとイカリングがご当地っぽい?
海鮮丼は自分で好きな具をご飯に載せるセルフ丼。
お米より具が多い贅沢な一品になりました。
ホテルグレイスリー札幌に泊まったのですがバイキングにスムージーがあるというのもうれしいです。
グラスに入っているのはキウイフルーツのスムージー。

お昼に山頭火で塩ラーメンを食べてからスノーモービル体験。
ハンドルが重くて腕が疲れました。

夕食はこちら。びっくりドンキーのチーズハンバーグディッシュ。

まあ、北海道じゃ無くてもありそうですが。
何故かここでもキウイフルーツジュースがあったので注文してみました。
北海道ってキウイフルーツが有名なんでしたっけ?

雪まつりのプロジェクションマッピングを満喫してからホテルに帰る途中セイコーマートへ。
ホテルで留守番中の夫のために、焼きそば弁当とザンギを買って帰りました。


夜はホテルの部屋で昨日買った白熊ガラナ。
「懐かしい味がする」という夫に促されて飲んでみたら、確かにずっと昔に飲んだ事がある味。
でも何の飲み物だったか思い出せず。

今日からの三連休、いよいよ北海道にやって来ました。
新千歳で早速空弁とじゃがコーンをゲットです。


見た目はわりと脂ぎってますが結構あっさりいけます。
お茶まで北海道。


札幌駅でキリンガラナと白熊ガラナも見つけました。

何年振りかわからないブログ更新、今回は一度も書いたことのない「本」のエントリー。

 

今回の話題はアサウラさん作の「道-MEN 北海道を喰いに来た乙女」↓

 

どんなストーリーなのかはリンク先を読んでいただくとして、この本の1番の特徴は北海道限定の「美味しいもの」がたくさん、「これでもか!」というほど実に美味しそうに描かれていること。

それでもってなんで今頃ブログにこれを書くかというと、来週の三連休に家族で雪祭りを見に札幌まで行くので、せっかくだからこの本に出て来たいろんなB級ご当地グルメを効率よく食べて回りたいなあ、と。

 

ただこの本は小説なので(あ、ストーリーもかなり面白くておすすめです)食事事情の紹介記事ではないため、長い話の中に食べ物紹介があちこちに散らかっていてまとまっていないんです。

それで「あの食べ物、どの地域にあるどのお店のだっけ?」ということを調べようとすると結構大変です。

 

なので本の中に出てくる「美味しいもの」がまとめてあるサイトがないか探してみたのですが見つかりません。

というわけで急遽、ここにまとめることにしました。

完全に自分のために書いた記事です。

この情報を元に作戦を練って、来週は北海道をたくさん喰って来ます!

 

 

 

番号 お店 食べ物 場所
セイコーマート ザンギ 札幌周辺に多数
Milkissimo新千歳空港店 ジェラート 新千歳空港
国内線ターミナルビル2階
美食千歳 空弁。
ベーコンカツサンドと、北の海鮮寿司
新千歳空港
国内線ターミナルビル2階
かま栄 じゃがコーン 新千歳空港
国内線ターミナルビル2階
びっくりドンキー 親子バーグディッシュ(チーズ)
大根サラダ
エッグカリーバーグディッシュ
札幌周辺に多数
コンビニ、自動販売機など キリンガラナ、コアップガラナ 札幌周辺に多数
セイコーマート やきそば弁当+スープ 札幌周辺に多数
コンビニ? ダブルラーメン(袋ラーメン)、ホッケ
谷田製菓のきびだんご
とうきびもち、ビタミンカステーラ
多分札幌周辺に多数
ラッキーピエロ ハンバーガー 函館にいくつか
旭川のラーメン屋(山頭火など) ラーメン 旭川
札幌にもある
(11) すあげプラス スープカレー、生ラム炭焼きカレー 札幌
(12) クレイジースパイス   小樽、札幌
(13) みよしの カレー+餃子(みよしのセット)
深夜がおすすめ
札幌周辺に多数
(14) コンビニ? ソフトカツゲン(乳酸菌飲料) 札幌周辺に多数
(15) コンビニ? ジンギスカンキャ●メル
番外編。これは美味しくないらしい
札幌周辺に多数

 

札幌周辺の地図

 

■青 セイコーマート

■黄緑 びっくりドンキー

■黄 山頭火

■橙 すあげプラス

■赤 クレイジースパイス

■紫 みよしの

振込って、相手の口座番号以外に口座名義を入力しないといけないものだと思っていましたが、そうじゃないことの方が多いんですかね?

最近、ネットバンキングでみずほ銀行から新生銀行にお金を振り込んで、さらに新生銀行から三井住友銀行に振り込んだんですが、どちらでも口座名義を入力しないといけなくて、しかもみずほ銀行が全角ひらがな、新生銀行が半角カタカナだったような。
 
で、「下記の口座に振り込んでください」という通知って、法人の場合口座名義が漢字でしか書いていないことが多いんですよね。なぜか。
 
○○銀行 □□支店 普通預金
口座番号 XXXXXXX
口座名義 株式会社何某
 
という感じで。
よくわからないのでとりあえず カブシキカイシャナニガシ とか入力したら、振込に失敗したりします。
実は間も無く大学生になる長男のためにレオパレスのアパートを借りる契約をしようとしていて、とりあえず礼金などの振込が必要なのですが、受け取った書類では指定の振込先の名義はやっぱり「(株)レオパレス21」としか書いていなくて半角カタカナで何と書くのが正解かよくわかりません。
 
三菱東京UFJダイレクトのホームページによると、法人略称とか事業所略称とか、独特の決まりがあるようです。
ここでは、 カブシキカイシャ とか (カブ) でなく カ) と入力しないといけないんですね。
ちなみに会社名の後に 株式会社 がつく場合は、 カ) でなくて (カ なんだそうで。
というわけで、「(株)レオパレス21」の場合の正解は カ)レオパレス21 でした。
最近プログラミングでハマったバグなど
の、第三弾。
 
またまたコンボボックス。
最近コンボボックスが鬼門で。
 
昨日書いた Infragistics の XamComboEditor は Items プロパティで簡単に ComboEditorItem のコレクションを持ってこれるんですが、WPF の ComboBox はそう簡単には ComboBoxItem のコレクションをくれない様子。
何か大きな見落としをしているのかもしれないんですが。
 
同じ Items というプロパティはあるものの、WPF の ComboBox の Items プロパティでアクセスできるのは、 ComboBoxItem 自体ではなくてそれが格納しているプルダウンに入れるべきデータ。
なので ComboBoxItem 自体にアクセスしたい場合(そんな需要がどこにあるのか、ということについては放っておいて)、何か工夫が必要です。
 
検索して出てくるのは ItemContainerGenerator の ContainerFromItem() メソッドを使う方法。
(ComboBoxItem)m_ComboBox.
  ItemContainerGenerator.
  ContainerFromItem(item);
ところがこの ItemContainerGenerator が曲者で、なぜか ComboBox を操作しないと null しか返してくれない。
 
検索して見ると ComboBox の UpdateLayout() を一旦呼んでおくといいよ、という説明をよく見かけるものの、なぜか効果がないようで。
 
どうも「一回ドロップダウンを開けないと、期待通りの値を返さない」というのが正解っぽいです。
バグなのか仕様なのか。。。
というわけで、ComboBox の Items から ComboBoxItem の一覧を得るのに成功したコードはこちら↓。
 
m_ComboBox.IsDropDownOpen = true;
m_ComboBox.IsDropDownOpen = false;
var comboBoxItems 
  = new List<ComboBoxItem>();
foreach (var item in m_ComboBox.Items)
{     
  comboBoxItems.Add(
    (ComboBoxItem)m_ComboBox.
    ItemContainerGenerator.
    ContainerFromItem(item));
}
 
一回ドロップダウンを開けて、すぐまた閉じてます。
 
 
 
最近プログラミングでハマったバグなど
の、第二弾。
 
今日も今日とてコンボボックスです。
今度は WPF の ComboBox でなくて Infragistics WPF4 の XamComboEditor.
 
ItemsSource に View Model のコレクションをバインドしてコンボボックスのプルダウンで表示される項目を設定するわけですが、その時に ComboEditorItem という型のインスタンスが項目の数と同じだけできて各項目が ComboEditorItem に格納されます。
WPF の ComboBox で言うところの、 ComboBoxItem と同様ですね。
 
ところが違うコレクションをバインドし直すと、また新たな ComboEditorItem のインスタンスができてきて、古い ComboEditorItem のインスタンスは破棄されず残ったままになってメモリリークするようです。
.NET Memory Profiler で見ると、XamComboEditor の PropertyChanged イベントを購読したまま購読解除していない様子。
 
 
WPF の ComboBox ではそんなリークはありません。
新しいコレクションをバインドし直すと、また新たな ComboBoxItem が new されますが、古いものはガベージコレクションの対象になります。
 
 
 
最近プログラミングでハマったバグなどをいくつか。
今日はその第一弾。
 
WPF の ComboBox って、一度ドロップダウンを開けてしまうと DataContext に結びついた ViewModel を握ったまま放してくれなくなるようです。
 
何かの View (Window とか UserControl とか) の上に ComboBox を載せて、VIew の DataContext に View Model のインスタンス①を設定すると、普通に ComboBox の DataContext もそのインスタンス①になります。
新しい View Model のインスタンス②を用意して、View の DataContext をそのインスタンス②にしたら、当然 ComboBox の DataContext もインスタンス②になって、誰も参照していないインスタンス①はガベージコレクションの対象になるはず。
 
ところがインスタンス①が結びついている時に ComboBox のドロップダウンを開けてしまうと、ComboBox の ScrollViewer の Grid の Popup の PopupRoot の DataContext がインスタンス①で固定化されてしまって、その後 View や ComboBox の DataContext をインスタンス②にしても PopupRoot の DataContext はインスタンス①のままになってしまいます。
https://connect.microsoft.com/VisualStudio/feedback/details/796702/wpf-combobox-memory-leak によると、Microsoftさんは修正しない方針のようで。
色々調べましたが、回避方法は見つかりません。
View の View Model を取り替えずに済むようなアーキテクチャにするくらいですかね。
 
ただ、インスタンス①が結びついたまま残っていると言っても、下の図のような感じで結びついているのは PopupRoot だけで、ComboBox 自体は新しいインスタンス②を DataContext として持っています。
 
 
なので ComboBox のドロップダウンの中の項目が更新されない、とか、新しい View Model の機能が使えない、というわけではないのでご安心を。
 
メモリリークといえばメモリリークですが、最大でも画面内の ComboBox の数+1個の View Model のインスタンスが残ってしまうだけで、画面を開くたびに新しい View Model ができてインスタンス数が無限に増えていく、というわけではないので致命的ではなさそう。
 
懸念事項が一つだけあって、それはガベージコレクションされていると思っていた古い View Model のインスタンスが、頑固に生き残って想定外のイベントハンドリングとかで静的なデータを更新してしまったりするんじゃないかと。
そうならないように、この WPF のバグを理解した上で使わないといけませんね。
 
あ、ComboBox だけでなくドロップダウン式のコントロール一般のバグらしいです。
調べていないですが Menu とかもそうかなあ。