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2024年6月20日(木) 4:30-10:00

宮城県北部ミニボート

天気:晴れ 風:北1→0m

大潮 満潮 1:19 干潮 8:49

波:0.6m うねり:0.5m スパン:5.9m

水温:21℃

釣果

マゴチ:45~60cm×6匹

カンパチ:25cm

ガザミ

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今日は、この前行けなかったコチ釣りに行ってきましたが、とにかく無事に帰ってこられたので、ほっとしています。

 

帰りがけにやや沖を走っていた際に、船外機の音に違和感があると思っていたら、突然止まってしまい、再始動できなくなりました。

幸い、岸向きの風が吹く予報だったので、沖に流される心配はなかったのですが、オールで漕いだところ、岸まで何時間かかるかわからないような進み具合でした。

 

10分くらい漕いだところで、もう一度始動してみると、今度はかかりました。

その後は岸に着くまで問題なく動き、帰ってからのフラッシングでも問題なくかかりました。

 

止まった時に燃料ポンプを握ってみると、スカスカしていたので、燃料が引き込まれずに止まったのかもしれません。他の部分はまだ点検していないので原因はわかりませんが、沖で止まり、エンジンがかからなかった時はめちゃくちゃ焦りました。

 

止まった原因がわからないままだと次出すときが不安です。

わかってはいましたが、ボートは釣れるけどリスクも大きいということを再認識しました。

 

 

 

 

さて、釣りの方はというと、

いつも岸からコチを狙う場所に行ってみました。

 

はじめは水深8~10mくらいの、岸からやる場所よりも深い水深を探ってみましたが、当たりは全くありませんでした。

 

次に、まずは釣れたことがある場所からやってみようと思い、いつも狙う辺りへ移動すると、岸から沖に向かって100~200mくらいにかけて、水深が3~6mに落ちるかけ下がりになっていることがわかりました。しかも、4~5mのラインにベイトが帯状にたくさん映っていました。

 

かけ上がり沿いにいたベイト

 

 

ジグヘッドワームを投げると、すぐに小さいアタリがありましたが、掛かりませんでした。

それでも、何投かしたところ、ヌルッとしたアタリがあり、今度は掛かりました。

コチっぽい引きでしたが、ドラグが出るほど引いたので、もしかしたらヒラメかなと思いましたが、上がってきたのはジャスト60cmのマゴチでした。

 

マゴチ 60cm

 

 

その後は、同じラインを岸に沿って移動しながら攻めていると、2,3投に1回くらいのペースでアタリが出ました。

 

かけ上がりのラインを移動しながら釣っていく

 

マゴチ 50cmくらいのメスが多かったです

 

ジグでも釣れましたが、ワームの方が当たりました。

 

 

干潮付近まではポツポツ掛かりましたが、釣れた数と同じくらいの数ばらしました。

ソゲのバラシも2回ありました。

コチとヒラメはどちらも針を外すのがうまいです。特にシングルフックのジグヘッドは、ちょっとでもテンションを緩めると、コチ・ヒラメの首振りですぐに外れてしまいます。

 

 

干潮前くらいから無風になり、船がほとんど動かなくなったので、忍ばせていたカニ網を落としてみると、狙い通りガザミが引っ掛かりました。

 

ガザミ

 

もう一匹、水面を泳いでいるのを網ですくいましたが、そちらは産卵間近だったようなので、逃がしてやりました。

 

 

水面が鏡になったので、浮いてきたベイトが見えましたが、4cmくらいのイワシ?でした。

ワームの回収時に小さい青物が追いかけてくることがあったので、ジグを落としてみると、手のひらくらいのカンパチでした。周りをよく見ると、水面でたまにボイルしていました。

 

カンパチ

 

 

ここで、岸の方で何か動くものが目に入ったので、砂浜の方を見てみると、

 

「デカい犬かな... いや... カ、カモシカ??」

 

カモシカ (ですよね?)

 

近くに山は無いので、迷子になっていたようです。

 

 

 

今回、ボートからコチを狙ってみてわかったのは、根魚と同じでコチも底魚なので、”地形が大事”ということでした。

 

はじめは平らな海底を広く探りましたがアタリは出ず、次に岸に沿って帯状にあるかけ上がりのラインを狙ったら釣れるようになったので、地形の変化があるところに魚が溜まっていたのだと思います。

ただ、岸からはギリ届かない所なので、岸から釣れるのは、潮の干満や時間帯によってかけ上がりから浅瀬に移動した魚が釣れているのだと思いました。

(2024/6/20)