先日、妙な夢を見た。

いや、夢なのか、イメージなのか…

頭の中に浮かぶその内容は

俺が今まで気になっていたこと、

「人間がなぜ存在するのか?」「生きる意味は?」

という疑問が氷解する内容だった。

 

辛い思いが強いほど、

「なんで俺は生きているんだろう?」

なんて思ってしまうもの。

 

過去にそんな思いから、

いろんなスピ系の本なども読み漁った時期もあった。

 

でも、どうしても納得がいかず

何か足らないような気がして

信用しきれない自分がいた。

 

そんな疑問を払拭するほどの

人類が存在する全体像が見えてきたのだ。

 

どうぞ俺のファンタジーをお楽しみください。

 

 

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その存在は大昔に考えた。

自分たちに必要なものがここにある。

それを定期的に取りに来るから、

守ってもらう存在が必要だと。

取りに来た時に、俺たちの代わりに働いてもらえる存在。

 

そう、まるで俺たちが

ロボットを作って使っているような感覚だ。

 

その場所は地球。

必要なものは地球の内部にある。

 

地球の中でも

日本がその鍵となる場所。

 

黄金の国、「ジパング」。

「君が代」がなる場所。

「前方後円墳」や「神社」のある場所。

 

 

その場所には最も秩序を守る存在が必要だ。

 

だから、日本人は、世界で一番と言えるほど

時間に正確で個人主義を認めにくいのだ。

それは、大切な場所を守り抜くために必要な性質だから。

 

彼らは当初、今の人類と同じようにロボットを作った。

 

しかし、ロボットは、燃料がいる、体は金属で

時間が経過すると朽ちて動かなくなったりする。

 

そんなすべての問題点を解決する方法、

それが生命というロボットを作ることだった。

 

自ら子孫を残し、延々に入れ替わりながら生きていくように。

自分たちが戻ってくるまでの間、全自動で存在していられるように。

そうして人間というロボットが完成した。

そして動かすためのOSをインストールした。

 

体は時間が経てば老化し動かなくなる。

だから自動的に子供を作って新しい体を次々に想像できるようにした。

自動的に体をリニューアルできるシステムにしたのだ。

 

体は入れ替わり新しいものになっていくが、

その時にはOSとしての意識が離脱し、

次の新しい生命にインストールされる方法が考えられた。

 

まるで今のクラウドシステムのように。

ハードが交換されても、ソフトは生きているのだ。

 

それが転生輪廻と言われるシステムだ。

だから、当然、過去の記憶も保存されている。

その大元になるデータサーバーがアカシックレコードなのだ。

 

そのサーバーが月なのである。

生命が月の周期に影響を受けるのは

当然のことなのだ。

 

 

元々、地球は緑の星だった。

彼らは生命というロボットを動かすエネルギー源として

また、体を作り出す細胞の原型として植物を活用した。

 

 

そうすることで地球上で植物と共生することで

延々に生命が維持されるようにしたのだ。

 

植物自体を食べ、植物から出される酸素で生きていけるのも

生命が植物由来だから。

植物の作り出す酸素無くしては生きてゆけないのは

植物がなくならないように、自らを守ように仕向けるためとも言える。

 

雄蕊と雌蕊が出会って新しい種ができ、新たな植物が芽生えるように

そんな植物の誕生システムをそのまま応用することで

人類も同じようにオスとメスが出会い新たな生命が誕生するようにした。

 

人類以外の生命も、実験的に作られた。

 

それぞれの生命には役割がある。

例えばハチ。

ハチはなぜ花の蜜を吸いにくるのか。

 

 

地球上の生命が多くなるにつれて、エネルギーとしての植物の存在が減り始める。

植物を増やすためには風などに頼るより

効率的に受粉する必要があった。

だから彼らは受粉専用のロボットを作り出した。

それがハチだ。

受粉すると同時にハチ自体も植物からエネルギーを受け取れるように

花の蜜を食べるようにした。

 

うまくいったように思えたが、今度はハチが増えすぎることに気づく。

そこで、適度に減らせるように、より大きなハチを作り、

小型の蜜を吸うハチを餌とする大型のハチを作り出したのだ。

 

弱肉強食システムは、こんなふうに作り出されていった。

地球上でのバランスを自動調整できるように。

 

そして今、彼らが最後に来てからかなりの年月が経ったために

転生を繰り返すうちに、その時の記憶が薄れてしまった。

再インストールされる際には、過去の記憶を一旦リセットするため

当然だとも言える。

リセットするのは、過去の記憶が膨大すぎて、容量が大きすぎることと、

彼らの記憶が鮮明だと、奴隷として作られたように感じてしまい、

生命の維持が長期的に難しい可能性があるからだ。

 

人類型ロボットはまるで自分たちが全てをつくったように

当たり前に暮らし、考えが違うものたちを攻撃したりしながら生き続けている。

本来のOS以外にAIのように学習できる部分でどんどんプログラムが変わってしまった。

そして、自分たちの母体である地球上の植物を切り裂き、

アスファルトで埋め尽くし、植物の根を絶やしている。

全てを滅ぼす可能性のあるものまで作りだし、おどしの材料にしているほどの愚かさだ。

 

まもなく彼らが帰ってくる。

彼らがそんな今の地球を見てどうするだろうか。

 

今まで幾度となく人類は滅亡してきたと言われている。

そう、今の状況を見て、

彼らがリセットしないと言えるだろうか…。

 

この生命システムが失敗だったと

全てを完全消去して、全く新しいシステムを開発するかもしれないのだ。

 

そう、俺たち生命型ロボットは、自然発生でできたものなんかじゃない。

俺たちの生きている意味は、

彼らが戻るまで、戻ってからも、延々に命を繋げていくことなのだ。

彼らの役に立つために。

 

誰かの役に立つと、嬉しくない?

仕事は誰かの役に立つこと。

誰かの役に立ちながら生きることで協調性が生まれるから

生命の長期的な維持に大切なプログラムなのだ。

だから役に立つと嬉しいようにプログラムされている。

そして最も重要な意味は

彼らの役に立つように作られた存在だからなのだ。

 

世界の支配者と勘違いしている者たちは

そんな俺たちの感情(プログラム)を利用して

創造者を真似て俺たちを管理している。

でも、彼らの代わりには到底慣れやしない。

そんな管理システムもまもなく崩壊するだろう。

 

では、どんな生き方が彼らの望みなのか。

命を繋げていくことが最も重要だ。

 

殺し合いなんてもってのほか。

命を大切にしなければいけないなら

当然ストレスは大敵だ。

楽しみながら体に良い食事をして健全に生きること。

地球を含めた数多くの生命と協調して生きていくこと。

そして子孫を残し命をつなぐこと。

それが生きる本当の意味だったのだ。

 

自分たちが生き延びるためにも

彼らの役に立つ日まで生命を繋ぐこと…。

 

それが私たち生命型ロボットの生きる意味なのだから。

 

 

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ちょっと怖いだろうか。おかしいだろうか?

俺なんかは

「それならストレスなく健全に生きていく」

と思えて

それを大前提に生きていけばいいんだから

逆に楽になった。

 

元々、生命の謎なんて、今生きている生命の頭で考えても

解明できるわけないと思っていたし、

目に見えない赤外線や紫外線の外側すら誰にも見えないんだから

わからないことだらけの世界に生きているのが現状だ。

 

「もうなんのために生まれて生きているのか」

意味なんて考える必要も無くなった。

 

 

周りと協調して、楽しく

末長く命が続く生き方をすればいいだけ。

 

これって究極の幸せじゃないか!

 

そう思える夢だった。

 

 

楽に生きるための一つの知恵、

あくまで俺の想像の産物としてお楽しみください。

 

 

再婚物語とは関係ない?

いやいや、そんなことはございません。

もう一度幸せになる!という意味では

自分の人生を見直して

どう幸せに生きていくか考えるのは同じこと。

だと、思うのです(笑)。

 

 

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