『哀れなるものたち』第96回アカデミー賞、エマ・ストーン2度目の栄冠!堂々の4部門受賞! | C2[シーツー]BLOG

C2[シーツー]BLOG

川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
C2[シーツー]の編集・発行人。 毎月30本アベレージで、
年間300本以上を鑑賞。“シネマ・コネクション”を
キーワードに、映画をナビゲート!
▶シーツーWEB版  www.riverbook.com

 

 

 第96回アカデミー賞で、エマ・ストーンが『ラ・ラ・ランド』に続く2度目の主演女優賞受賞、さらに、衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞の合計4部門で堂々受賞を果たした!

サーチライト・ピクチャーズとして、過去7年で5度目の主演女優賞受賞となり、特筆すべきドラマ、演技を送り続けるスタジオであることを強く印象付けた。

 

【エマ・ストーン主演女優賞 受賞スピーチ】

なんてこと、ドレスが壊れてしまったわ。本当に本当に驚いています。掠れ声ですみません。

候補者の皆さん、サンドラ、キャリー、アネット、リリー、みなさんとこの賞を受賞したと思っています。みなさんから刺激を受けていますし、この場所に一緒にいられてとても光栄です。

先日、このような別な場でちょっとパニックになってしまったのですが、その時ヨルゴス(・ランティモス監督)から言われたのは、“自分を客観的に見てごらん”ということでした。彼は正しかった。単に私だけのことではなく、素晴らしい何かを一緒に作り上げたチームの一員として感じれば良いからです。それこそが映画作りの最高の部分です。

私は全ての出演者、スタッフ、愛と心遣いと才能を注ぎ込んでくれた全ての人とこの賞を分かち合えることを心から名誉に思います。

そしてヨルゴス、ベラ・バクスターの人生という贈り物を授けてくれたあなたに感謝します。

そろそろ締めくくりですが、私の家族に感謝したいです。お母さん、兄弟のスペンサー、お父さん、夫のデイヴ、愛しています。そして、あと 3 日で 3 歳になる私の娘は、私たちの生活をカラーに変えてくれました。空よりも大きな愛を送ります。

ありがとうございました。(壊れたドレスの)後ろ姿は見ないでね。

 

『オッペンハイマー』

2024年1月26日(金)よりミッドランドスクエア シネマほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生することから始まる。蘇ったベラは“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)の誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出ていく。やがて貪欲に世界を吸収していくベラは、平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていくのだった。

 

 

DATA

●監督:ヨルゴス・ランティモス

●出演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ ほか

●配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

 

 

(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.