ペヤンヌマキ監督『映画 ◯月◯日、区長になる女。』INTERVIEW | C2[シーツー]BLOG

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 人口57万人、有権者数47万人という規模の区長選にも関わらず、わずか187票差で決着した2022年 杉並区長選挙。この選挙に立候補し現職を破った岸本聡子と彼女を草の根で支えた住民たちに密着したドキュメンタリーが、本作 『◯月◯日、区長になる女。』。監督は杉並区在住の劇作家・演出家ぺヤンヌマキ。彼女が長年住むアパートが道路拡張計画により立ち退きの危機にあることを知り、止める方法を自身で調べ動き始めたのが本作制作のきっかけ。元々、政治に関心のなかった彼女が、この選挙で現職を破った候補者・岸本聡子と、彼女を草の根で支えた住民たちに密着する。

 

 

 本作主題歌は、杉並区民が作った応援歌『ミュニシパリズム』を、黒猫同盟(上田ケンジと小泉今日子)がカバーした『黒猫同盟のミュニシパリズム』。「ミュニシパリズム」とは、地域に根付いた自治的な民主主義や合意形成を重視する考え方で、本作の重要なテーマとなっている。

 

 

 今回、メガホンをとったペヤンヌマキさんが来名!春に開館する<ナゴヤキネマ・ノイ>の空きスペースを借りてインタビュー!

 

MESSAGE

 

 

INTERVIEW

 

 

『映画 ◯月◯日、区長になる女。』

2024年3月30日(土)より、ナゴヤキネマ・ノイでROADSHOW

公式サイト

 

STORY

東京都杉並区。57万人が暮らす緑豊かな街で、行政主導の再開発、道路拡張、施設再編計画が進んでいた。そんな状況下で迎えた2022年6月の杉並区長選挙。住民たちは、ひとりの候補者を擁立する。ヨーロッパに暮らし、NGO職員として世界の自治体における“公共の再生”を調査してきた岸本聡子だ。地縁なし、政治経験なしの彼女の相手は、3期12年続く現職区長。しかも、岸本が日本に帰国したのは投票日2ヶ月前。ここから岸本と彼女を擁立した住民たちの、当選を目指した本気の対話が始まり……。

 

 

 

DATA

●プロデューサー:松尾雅人

●監督:ペヤンヌマキ

●製作・配給・宣伝・著作:映画  ◯月◯日、区長になる女。製作委員会 

 

©️2024 映画  ◯月◯日、区長になる女。製作委員会