豊川悦司、河毛俊作監督、宮川朋之Pが登壇!『仕掛人・藤枝梅安』公開記念名古屋舞台挨拶REPORT | C2[シーツー]BLOG

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 池波正太郎の時代小説『鬼平犯科帳』『剣客商売』とともに人気の高い「仕掛人・藤枝梅安」シリーズを映画化!これまで、緒形拳、田宮二郎、萬屋錦之介、 小林桂樹、渡辺謙など、多くの名優が梅安を演じ、何度も映像化されてきた不朽のエンターテインメント作品が、2023年。池波正太郎生誕100年という記念すべき年に、新たな「仕掛人・藤枝梅安」として劇場公開!その第一弾が2月3日(金)より公開した『仕掛人・藤枝梅安』。人の命を救う「鍼医」と人を殺める「仕掛人」という二つの顔をもつダークヒーロー・藤枝梅安が、江戸ノアールの世界で活躍する。清濁あわせのむ矛盾した存在・梅安を演じるのは、「必死剣 鳥刺し」「ミッドウェイ」の豊川悦司。相棒の彦次郎を片岡愛之助が演じる。同じく池波原作である「雨の首ふり坂」の大森寿美男が脚本を書き、河毛俊作が監督。一作目は天海祐希、柳葉敏郎らが出演。

 

 

 今回、公開後の 2月5日(日)にミッドランドスクエア シネマで公開記念舞台挨拶が行われ、主演の豊川悦司さん、河毛俊作監督、宮川朋之プロデューサーが登壇!

 

REPORT

 

<NOW WRITING>

 

『仕掛人・藤枝梅安』

2023年2月3日(金) よりミッドランドスクエア シネマ、

ミッドランドシネマ名古屋空港ほかROADSHOW

公式サイト

 

 

STORY

品川台町の藤枝梅安(豊川悦司)にはふたつの顔があった。腕の良い鍼医者の表の顔と、“蔓(つる)”と呼ばれる裏稼業の元締から金をもらって、生かしておいては為にならない奴らを闇に葬る冷酷な“仕掛人”の裏の顔だ。ある晩、仕掛の後、仕掛人でもある楊枝作りの職人・彦次郎(片岡愛之助)の家に泊った梅安は、帰り道、浪人・石川友五郎(早乙女太一)が刺客を斬り捨てる場面を目撃する。刺客が死んだことを確かめ、医者が出る幕ではないと悠然と立ち去る梅安を、浪人はにらみつけていた。その後、梅安は蔓である羽沢の嘉兵衛(柳葉敏郎)から料理屋・万七の内儀おみの(天海祐希)の仕掛を依頼される。三年前、万七の前の女房おしずを仕掛けたのは他ならぬ梅安だった。梅安は、深い仲になった万七の女中おもん(菅野美穂)から、店の内情を聞き出す。おみのが内儀になってから、古参の奉公人たちが次々と去っていき、店の評判は落ちているのに儲けだけはあるという。おみのは店に見栄えのいい娘を女中として雇い入れ、客をとらせているというのだ。殺しの起り(依頼人)の身元を探るのは、仕掛人の掟に反することだが、梅安は三年前のいきさつを知りたいと思い始める。そして、初めておみのの顔を見た梅安は息を呑む。それは梅安に暗い身の上を思い出させる対面だった。

 

 

DATA

●監督:河毛俊作 

●原作:池波正太郎 

●出演:豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、小野了、高畑淳子、小林薫、早乙女太一、柳葉敏郎、天海祐希、中村ゆり、石丸謙二郎、鷲尾真知子、でんでん、朝倉ふゆな、板尾創路、井上小百合、若林豪、田山涼成、吉田美佳子、大鷹明良、六角精児、趙タミ和、田中奏生、凛美、田中乃愛…ほか

●配給:イオンエンターテイメント

 

(C)「仕掛人・藤枝梅安」時代劇パートナーズ42社