崎山つばさ、岡本夏美、村井良大、横田龍儀、古厩智之監督 登壇『パティシエさんとお嬢さん』完成披露 | C2[シーツー]BLOG

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川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
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 作者のTwitterで累計200万以上の「いいね♥」を獲得し、全2巻のコミックも25万部超え(電子書籍含む)の販売を記録した、尊すぎる“純白ラブコメ”漫画『パティシエさんとお嬢さん』がドラマに続き、実写映画化!

 

 

 恋には少し奥手な主人公のパティシエ・奥野丈士を演じるのは、崎山つばさ。毎週お店に訪れるスイーツが大好きな“お嬢さん”波留芙美子を、岡本夏美が演じる。そして、丈士の恋を見守る兄でパティスリーの店長・帯刀 稜を演じるのは、村井良大。さらに2人を取り巻く登場人物に増田俊樹、横田龍儀、越智ゆらのといった注目の若手が顔を揃え、“お嬢さん”の母親にはベテラン・古村比呂と、豪華キャストが集結。

 

 

 そして本作でドラマ&映画ともにメガホンをとったのは、映画『武士道シックスティーン』(2010)、『のぼる小寺さん』(2020)や、ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか? 」(2016)「銀と金」(2017)を手掛けた古厩智之。

 

 

 映画版では、これまで丈士の恋を見守ってきた兄・稜(村井良大)とアルバイト店員・功至(増田俊樹)それぞれの恋愛模様も、オリジナル脚本で描かれていることにも注目!

 

 

 今回、5月6日(金)より劇場公開となる映画『パティシエさんとお嬢さん』の完成披露イベントが開催され、公開に先駆けて一足早く完成した映画を鑑賞した観客との楽しいトークイベントを実施。イベントに登壇したのは、初のパティシエ役で主演を務めた崎山つばさをはじめ、ヒロインのお嬢さんを演じた岡本夏美、更に崎山演じる主人公・丈士の兄で同じくパティシエ役・村井良大、岡本夏美演じる芙美子の弟・波留耕作を演じた横田龍儀と、豪華キャストが集結!更に監督の古厩智之が華を添えた。

 

REPORT

 

 

 尊すぎる“純白ラブコメ”漫画の決定版を連続ドラマ&映画化した『パティシエさんとお嬢さん』(5月6日全国公開)。その完成披露イベント舞台挨拶が4月2日にサンパール荒川で行われ、主演の崎山つばさ、岡本夏美、村井良大、横田龍儀、古厩智之監督が参加した。

 

 劇場版完成に崎山は「ようやくドラマを経て1年掛かってお嬢さんとの距離を縮めて、最後は名前を聞くことができた。役柄的にも僕的にも成長ができた濃厚な時間を過ごすことができました」と手応え。岡本は「まっすぐな波留(岡本)ちゃんが丈士(崎山)のことを好きな気持ちをより大きくしながら演じることができました」と充実した撮影を報告した。

 

 村井は「稜(村井)が丈士のことを見守る立場が具体的になり、より背中を押しているのが映画版。さらに稜が恋をする時間もあったので、そこも楽しんで撮影しました」と見所に。横田は「ドラマよりも出演時間が長かったので、とても嬉しかったです!」と喜んだ。古厩監督は「ドラマ版と映画版を連続して撮れたので、そのままスッと映画版を撮影することができました」と話した。

 

 役柄との共通点について崎山は「何かに対して真っ直ぐだったり、情熱を注いだりする姿には共感と尊敬があります。それに僕は恋愛に対して積極的ではないので、そこも共感できる」と分析し「恋愛経験のないウブな時代の気持ちを思い出しながら演じました」と役作りを明かした。

 

 岡本は「私はせっかちなので、演じるにあたり喋り方をゆっくりにして、丈士に気持ちを伝える時もスローなお芝居を心掛けました。丈士との会話シーンには間があったり、長回しで一連のお芝居を撮っていたのでリアルな間が生れたと思います」と手応え。村井は「僕がいた厨房はとても居心地が良くて、ケーキ独特の甘いにおいやフルーツの匂いがしていました」と洋菓子屋ならではの雰囲気を振り返った。

 

 一方、横田が「現場に行ったら台本と違うセリフになっていたので、かなりテンパった。終わったなと思った…」と笑わせると、崎山は「セリフ変更について、岡本夏美天才エピソードがある」と発表。なんでも崎山のセリフ練習に岡本が付き合ってくれたそうだが「一回見ただけでそのシーンの稜(村井)のセリフをすべて覚えた」という。記憶力を絶賛された岡本は「役柄がスッと入ってきた」と照れると、崎山は「もはや霊媒師!?」と驚きの声を上げていた。

 

 またスイーツを食べる女性の姿について横田が「女性が美味しそうに食べている姿を見ると可愛らしいと思うし、俺も負けたくないと思う」と笑わせると、崎山は「スイーツに関わらず、美味しそうに食べ物を食している女性の姿は魅力的。モグモグしながら喋るのが好き」と女性の好きな仕草を告白。これに岡本から「ベタですねー!」とイジられた崎山は、「パスタを食べるときに髪の毛を耳にかけるのがいい」という村井に対して「ベタですねー!」とツッコんでいた。

 

 最後に主演の崎山は「スイーツが沢山出てくる美味しい映画ができました。ドラマ版以上に家族愛や友情などの温かみの溢れる作品になりました。本作を皆さんで広めていただき、共有していただきたいです」と劇場公開に期待を込めた。

 

劇場版『パティシエさんとお嬢さん』

2022年5月6日(金)よりセンチュリーシネマほかROADSHOW

公式サイト

 

STORY

パティシエ・丈士(崎山つばさ)の働く「パティスリー・シュバル」に、毎週金曜日、スイーツを買いにやって来る“お嬢さん”・芙美子(岡本夏美)。1週間働いた自分へのご褒美としてはもちろん、“パティシエさん”に会えることも楽しみにしている。一方の丈士も、自分が作ったケーキを目を輝かせながら選ぶ彼女に惹かれていた。

 

しかし恋愛に奥手な丈士は、一向に彼女の名前すら聞けないまま…。お互いに“特別なパティシエさん”と、“特別なお客さん”の関係のままの2人。出会いから1年、丈士の兄でお店のオーナーシェフ・稜(村井良大)に背中を押される日々の中、遂に彼女の名前を聞き出す策を思いつく丈士。果たして今度こそ、丈士は芙美子との関係を前進させることができるのだろうか?両片思いの2人の恋の行方は…?

 

 

DATA

●監督:古厩智之

●原作:銀泥「パティシエさんとお嬢さん」(一迅社)

●出演:崎山つばさ、岡本夏美、増田俊樹、横田龍儀、越智ゆらの、古村比呂、村井良大…ほか

●配給:トリプルアップ

 

(C)銀泥/一迅社 (C)2022「パティシエさんとお嬢さん」製作委員会