映画を通して熊本地震からの復興を支援しようとスタートした「くまもと復興映画祭」の5回目となる「くまもと復興映画祭2021」が、2021年4月16日(金)~4月18日(日)の期間、感染予防に十分配慮した形で開催!今年も熊本出身の行定勲監督をディレクターに迎え、熊本市中央区の熊本城ホールで行われた。上映作品は、行定勲監督の『いっちょんすかん』を含む全10作品。うち2作品は昭和の作品をデジタル復元したもので、古いフィルムと傷ついた熊本を重ね合わせ、現代の力で前向きに修復していくという、復興映画祭ならではのメッセージが込められている。
総合ディレクターの行定勲監督の挨拶から『いっちょすかん』を上映。
上映後に、『えがおPRESENTS くまもと復興映画祭2021』オープニングがスタートし、初日に集まったゲストの紹介!
▲松本壮史監督『サマーフィルムにのって』
▲伊藤万理華『サマーフィルムにのって』
▲光石研『由宇子の天秤』
▲高良健吾『くれなずめ』
▲松居大悟監督『くれなずめ』
ゲストの紹介の後に初日2作目となる『くれなずめ』を上映!
上映後のトークに高良健吾さん、松居大悟監督が登壇!そしてリモートで成田凌さんが参加!
2日目の上映は『丹下左膳餘話 百萬両の壷[ デジタル復元・最長版]』からスタート!
上映後のゲストにミルクマン斉藤氏を迎え、デジタル復元された山中貞雄監督作品の素晴らしさを解説!
2日目の2作品目の上映は『サマーフィルにのって』。
上映後のトークに伊藤万理華さん、松本壮史監督が登壇!
2日目の3作品目の上映は『彼女来来』。
上映後のトークに天野はなさん、前原滉さん、村田寛奈さん、山西竜矢監督が登壇!そしてリモートで奈緒さんが参加!
2日目の4作品目の上映は『由宇子の天秤』。
上映後のトークに光石研さん、梅田誠弘さん、春本雄二郎監督が登壇!
3日目の上映は『夢みるように眠りたい デジタルリマスター版』からスタート!
上映後のゲストに佐野史郎さんが登壇!行定監督の師匠・林海象監督のデビュー作のエピソードを懐かしみながらトーク!
3日目の2作品目の上映は『佐々木、イン、マイマイン』を上映!
上映後のゲストに内山拓也監督が登壇!King Gnu「The hole」のミュージックビデオなども手がける次世代映像作家の映画制作のポリシーなどを語ってくれた。
3日目の3作品目の上映は、本映画祭で行定監督が「問題作」としきりに推していた『わたしは元気』を上映!
上映後のゲストに渡辺紘文監督と渡辺雄司(音楽監督)の渡辺ブラザースが登壇!渡辺兄弟によって2013年に旗揚げされた映像制作団体「大田原愚豚舎」の作品群の面白さを行定監督が解説!作品制作のこだわりを渡辺兄弟がそれぞれ語ってくれた。
3日目の4作品目となる最終上映作品は『街の上で』を上映!
上映後のゲストに若葉竜也さん、中田青渚さん、今泉力哉監督が登壇!