渡辺いっけい、遠山雄、榎本桜、加納和可子 登壇!『いつくしみふかき』名古屋舞台挨拶REPORT | C2[シーツー]BLOG

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川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
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 2018年の『カメラを止めるな』に続き、2019年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で観客賞である『ゆうばりファンタランド大賞』の作品賞を受賞し、カナダのファンタジア国際映画祭の長編初監督コンペティション部門に正式出品された映画『いつくしみふかき』。血のつながり、善悪、親子、村社会、罪と罰、負の連鎖といった普遍的なワードをちりばめ、人はどう生きるべきか、どうすれば救われるのかを問う人間ドラマ。どうしようもなく勝手で性悪な父親役をベテラン俳優の渡辺いっけいが熱演!その父の血の呪縛から逃れられない息子役を「劇団チキンハート」主宰の俳優・遠山雄がこれまた熱演!人は変われるのか?はたまた変われないのか?絶望と再生を繰り返しながら一歩前に踏み出していく姿に何かを感じるはず。

 

 

 psychocinematography.comで2019年の日本映画トップ10の1位に選ばれた本作は、劇団チキンハート主宰の遠山雄の親しい知人とそのお父さんについての実話で、ひきこもりの知人が葬儀で父親をかばいながらも謝罪をした姿が衝撃的だったことが映画化のきっかけ。実際に知人が住んでいた長野県飯田市に、劇団員が実際に代わる代わる住み込んで、今回の映画化に漕ぎ着けた。父親・広志役を、意外にも本作が映画初主演となる渡辺いっけいが、遠山の知人が基になったその息子・進一役を、遠山自身が演じ、W主演を飾る。2人を取り持つキーとなる牧師・源一郎役に、ベテランの金田明夫、広志の舎弟・浩二を劇団チキンハートの榎本桜が演じるほか、三浦浩一、眞島秀和、塚本高史ら、本作監督の、劇団チキンハート演出の大山晃一郎と親交のある豪華な俳優陣が脇を固める。

 

 

 今回、8月1日(土)より名古屋・シネマスコーレで上映が始まり、公開初日の舞台挨拶に渡辺いっけいさん、遠山雄さん、榎本桜さん、加納和可子さんが登壇!

 

REPORT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『いつくしみふかき』
2020年8月1日(土)よりシネマスコーレにて上映
2020年8月1日(土)より刈谷日劇にて上映

公式サイト

 

(C)映画「いつくしみふかき」製作委員会