ジブリ作品の世界観を表現した「ジブリパーク」を愛・地球博記念公園に整備する構想が、2017年 5月31日に愛知県と合意。その後2018年3月30日に確認書を締結し、同年4月25日に基本デザインを発表!それ以降、愛知県と協議を重ね、5つのエリアのイメージを発表。ジブリパーク基本構想の策定作業が更に進み、今回、5月31日に合同記者会見を実施。
愛知県庁本庁舎にて行われた会見には愛知県知事の大村秀章さん、中日新聞の代表取締役社長・大島宇一郎さん、スタジオジブリの代表取締役プロデューサー・鈴木敏夫さんが出席。ジブリパーク整備の概要とともに、整備および管理運営について連携・協力する基本合意を締結したことが発表された。
2022年秋から2023年にかけて開業をすすめる。
(C)Studio Ghibli
公園北入口側に位置する「青春の丘エリア」には、映画『ハウルの動く城』などのジブリ作品に代表される、19世紀末の空想科学的要素を採用したメインゲートを設置。そのほか、映画『耳をすませば』の「地球屋」を再現した施設も登場する。
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2018年9月末をもって営業を終了する温水プールの空間は、通年天候に左右されずに楽しめる施設「ジブリの大倉庫エリア」としてリニューアル。展示室や映像展示室、子どもの遊び場、多くの展示物を収蔵する倉庫などで構成される予定。
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「もののけの里エリア」には、映画『もののけ姫』のタタラ場をモチーフにした建物などを整備。広場には、タタリ神や乙事主をモチーフにしたオブジェの設置も計画している。あいちサトラボと一体化された同エリアは、体験スポットとしても機能する。
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大芝生広場近くにある未利用地は、魔法を題材とした『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』の2作品にちなんで、「魔女の谷エリア」として生まれ変わる。物語に登場する「ハウルの城」や「オキノ邸」、遊戯施設、休憩・レストラン棟などが整備され、あらゆる用途に応える複合的空間となる。
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緑に囲まれる自然たっぷりの「どんどこ森エリア」では、受付所などを「サツキとメイの家」をイメージしたデザインとし、裏山の森に散策路を再整備。ちなみに“どんどこ”とは、サツキ、メイ、トトロが、蒔いた種の発芽を願って踊ったダンス“どんどこ踊り”に由来する。
鈴木プロデューサーからジブリパークのコンセプトとして「テーマパークの要素も若干いれながら、公園を楽しんでいる方の邪魔はしない公園に」と構想が語られ、最後に「愛知県の皆さん、国内外の多くの皆さんに喜んでいるものになるよう、がんばります」とコメントを残した。
もののけの里エリア・魔女の谷エリア:2023年秋、開業予定
場所:愛・地球博記念公園
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間 乙 1533-1
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