大村秀章、鈴木敏夫、大島宇一郎「ジブリパーク」基本構想発表!合同記者会見REPORT | C2[シーツー]BLOG

C2[シーツー]BLOG

川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
C2[シーツー]の編集・発行人。 毎月30本アベレージで、
年間300本以上を鑑賞。“シネマ・コネクション”を
キーワードに、映画をナビゲート!
▶シーツーWEB版  www.riverbook.com

 

 

 ジブリ作品の世界観を表現した「ジブリパーク」を愛・地球博記念公園に整備する構想が、2017年 5月31日に愛知県と合意。その後2018年3月30日に確認書を締結し、同年4月25日に基本デザインを発表!それ以降、愛知県と協議を重ね、5つのエリアのイメージを発表。ジブリパーク基本構想の策定作業が更に進み、今回、5月31日に合同記者会見を実施。

 

 

愛知県庁本庁舎にて行われた会見には愛知県知事の大村秀章さん、中日新聞の代表取締役社長・大島宇一郎さん、スタジオジブリの代表取締役プロデューサー・鈴木敏夫さんが出席。ジブリパーク整備の概要とともに、整備および管理運営について連携・協力する基本合意を締結したことが発表された。

 

 

 2022年秋から2023年にかけて開業をすすめる。

 

「青春の丘エリア」

 

(C)Studio Ghibli

 

公園北入口側に位置する「青春の丘エリア」には、映画『ハウルの動く城』などのジブリ作品に代表される、19世紀末の空想科学的要素を採用したメインゲートを設置。そのほか、映画『耳をすませば』の「地球屋」を再現した施設も登場する。

 

 

「ジブリの大倉庫エリア

 

(C)Studio Ghibli

 

2018年9月末をもって営業を終了する温水プールの空間は、通年天候に左右されずに楽しめる施設「ジブリの大倉庫エリア」としてリニューアル。展示室や映像展示室、子どもの遊び場、多くの展示物を収蔵する倉庫などで構成される予定。

 

 

「もののけの里エリア」

 

(C)Studio Ghibli

 

「もののけの里エリア」には、映画『もののけ姫』のタタラ場をモチーフにした建物などを整備。広場には、タタリ神や乙事主をモチーフにしたオブジェの設置も計画している。あいちサトラボと一体化された同エリアは、体験スポットとしても機能する。

 

 

「魔女の谷エリア

 

(C)Studio Ghibli

 

大芝生広場近くにある未利用地は、魔法を題材とした『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』の2作品にちなんで、「魔女の谷エリア」として生まれ変わる。物語に登場する「ハウルの城」や「オキノ邸」、遊戯施設、休憩・レストラン棟などが整備され、あらゆる用途に応える複合的空間となる。

 

 

 

「どんどこ森エリア​​​​​​​」

 

(C)Studio Ghibli

 

緑に囲まれる自然たっぷりの「どんどこ森エリア」では、受付所などを「サツキとメイの家」をイメージしたデザインとし、裏山の森に散策路を再整備。ちなみに“どんどこ”とは、サツキ、メイ、トトロが、蒔いた種の発芽を願って踊ったダンス“どんどこ踊り”に由来する。

 

鈴木敏夫プロデューサーがロゴと決意ポスターを発表!​​​​​​​

 

 

 

 

 鈴木プロデューサーからジブリパークのコンセプトとして「テーマパークの要素も若干いれながら、公園を楽しんでいる方の邪魔はしない公園に」と構想が語られ、最後に「愛知県の皆さん、国内外の多くの皆さんに喜んでいるものになるよう、がんばります」とコメントを残した。

 

 

「ジブリパーク」
青春の丘エリア・ジブリの大倉庫エリア・どんどこ森エリア:2022年秋、開業予定
もののけの里エリア・魔女の谷エリア:2023年秋、開業予定
場所:愛・地球博記念公園
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間 乙 1533-1

▶︎ジブリパーク整備の概要・基本合意書の締結について

 

(C)Studio Ghibli