『ムサン日記~白い犬』観ました。脱北者の若者が韓国で直面する厳しい現実が浮き彫りにされる話題作だ。脱北者ゆえに働き口もなく、金ない、仕事ない・・・、ないないづくしの厳しい条件の中、なんとか懸命に生きようとする青年スンチョル。孤独を抱え、突破口を見出せない閉塞感がスクリーンからビンビン伝わってきて息が詰まりそうになった。自らが心を開かないと、どんどん心の扉が歪んで、開きにくくなってしまうものだと感じた。自分も犬と触れ合うことで癒されている1人なのだが、関わり合う人にまず心を開き、そして愛犬にも愛情を注ごうと思った。
★名古屋の公開は、7月名古屋シネマテークにて
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