ほぼ正解です
こんばんは
今日は断熱材の話をしたいと思います
あと一週間ほどでA様邸も気密測定になりますが、先日スタッフが不陸調整に行ってきました!!
断熱材はこのぐらいしっかりと充填しないと意味がありません。
これはどの断熱材でも同じです
筋交いまわりも隙間のないようにみっちりと詰めます。
実はこの作業をほとんどの会社ができないので、グラスウールは悪いと言われるのです。
グラスウールは施工を間違えると結露やカビが発生しやすいものとなります。結露対策は徹底しなければならない上に、しっかりと充填することも必須となりますのでかなりの時間を要します。
なので、ある程度断熱と気密をしっかりしようという会社は使いたがりません
そうしてグラスウールの悪いうわさが広がっていきました
それに連なって、グラスウールは安いからみんな使っているけど良くありませんよ!!と付け加えられるようになりました!!
残念ながら、グラスウールは安くありません。
安いものと工期を削れば安くすみますが、それでは全然だめです。
しっかりした施工をするには時間がかかります。すなわち人工がかかります。そして、これはうちだけかもしれませんが、グラスウールの密度の高いものを使用しているので、物がめちゃめちゃ高いです。
グラスウールは高性能グラスウール36キロという北海道仕様のグラスウールの中でも最強の物を使用しているので、他の断熱材と比べても相当高いです
ただ、36キロにしたのはもう一つ理由がありまして、断熱材自体のコシがしっかりとしているので、ずり落ちたり、凹んだりシワになりにくいのも特徴の一つですこれは現場の作業性と長期安全性を優先した結果です
断熱と気密施工はこれが正解と言えるものがありません!!
だからこそ、会社ごとにどのような意図でその断熱材を使って、どのような性能で家づくりをしているかは確認が必要だと思います。
家は断熱性能と気密性能と換気性能の三つがそろって初めて暖かい家になります。建築会社が断熱材メーカーやサッシメーカーの言いなりになって使う材料を選定するようでは話になりません。
こんなこと言っていいのかわかりませんが、僕たちのような建築会社の人や職人さんたちの勉強会で断熱材メーカーの人たちが来たりするのですが、レベルが低すぎて話になりません。
そんな話にも関わらず、会場で説明を聞いている建築会社の方や職人さんは居眠りをしているというありさまです。
きっと強制的に参加させられているだけなんだと思います。
残念ながら北陸はこの程度のレベルです。
だからこそお客様がちゃんと勉強しなければならないのかもしれません。営業マンに騙されないように、流されてしまわないように、ちゃんと根拠をもとに家づくりをしているのか見極めなければならないのだと思います。
願わくばそんなちゃんとした家づくりが世の中にもっともっと普及すればいいなと思います。
僕が建築をやめたら、そんな断熱材にかかわる仕事もおもしろいかなーと思っています
余談ですが、僕が卒業した大学は芸術系学部の中の建築科だったのですが、僕が所属していたゼミは省エネ系だったので、まさかこんな形で、デザインと性能をどちらもとりたいという欲張りな欲求が生まれるとは思ってもみませんでした
余談でした。
明日からまた頑張ります
マイホームページはコチラ
最後に応援のワンプッシュお願いいたします