左が上位と、帯締めの裏表
天子(天皇)さまが南をお向きになり、
お日さまが昇る方、東である左が
上位だと決められました。
さらに奈良時代の719年には、
衿合わせは、右前つまり
上位の左ではなく、へりくだって
右を先に合わせなさいと。
百姓から天子さままでみんな。
死人の衿合わせが左前なのは、
仏さまになられ 位があがったから
という考え方もあります。
沖縄の巫女さんのお着物は左前で、
岡本太郎さんの写真集で拝見しました。
あの世に近い方ですものね。
帯締めに柄がある場合は、
自分の左に柄がくるようにします。
着物を畳む時も、焼き魚も左が頭。
左が上位だとなんとなく落ち着く
様な気が致します。
普段着の場合は帯締めの模様は
左右どちらでも良いと
関西ではその様な習慣です。
帯締めの裏表は、裏は凹んでいます。
フサの辺り端っこをご覧ください。
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