先日叔父が居る施設へ行って考えたこと

があります

みなさまにご意見をお伺いしても

解決することではないですし

要するにグチですので

お時間がおありの方は

おつきあいくださいませ

 

叔父の話しをきいていて

すごいなーと思ったことがあります

 

最初は普通の会話でしたが

叔父はこの施設にいては

体が弱る一方なので

なんとかしたいと話し始めました

 

『市営住宅を申し込むときに

保証人になってもらえるべか?』

 

出たーっ、保証人問題!

 

去年叔父が体調を崩し入院し

退院後紆余曲折あり今の施設に入所

そこである意味一件落着

あの時にかかわった全ての人が

安堵したはず

 

元々叔父は1人暮らしなので

体調が整い次第

自宅に戻る選択肢はなかったはず

叔父も当初そう考えていたはず

ところ

施設で暮らしていくうちに

不満がつのり考えが変わったのか?

 

高齢者

時間があっても

自由なし

こんなことを私はぼんやりと

考えたのでした

 

病院は施設の方が送迎

歯科医師は往診

毎週火曜日はお買物の日

(希望者を募り1台の車で移動)

デイサービスも送迎

デイサービスでお風呂

 

ちょっとコンビニへ行こうと

施設を出ようとすると

「どこ行くんですか?一緒に行きます」

といわれて自由がない

 

施設に居てもデイルームがないので

お食事以外は自分のお部屋

 

叔父は85歳で

杖は使っているものの

自分の足で歩ける

 

寝たきり生活防止のため

ここでなんとかしたいのでしょう

 

でも市営住宅に住むことは

現実的ではありません

と私は思います

協力者が居れば可能かもしれません

 

誰も協力してくれないでしょう?

みーんなこの施設で暮らすことが

一番安心安全だと考えている

 

自宅からこの施設に移り住むとき

私は家電やら衣類やらの準備を断った

正解だったと思う

あのとき私が断ったので

担当ケアマネさんや施設の方で

なんとかして下さった

自宅から施設に移るべきだったから

 

でも施設から市営住宅は

叔父が自力で移転となると思う

それは無理

誰も賛成せず反対なのだから

手伝う人なんているわけない

 

叔父はもしかすると

この施設に移ったのは

誰にも頼ることなく自分で全て

やったと思っているのかもしれない

 

市営住宅申し込み

叔父が入居者・申請者

私が保証人として

入居の申込は可能なのか?

もし私が勤め人だとしても

85歳の独居は受け付けられるのか?

 

NTT・電気・ガス・水道

申込や手続きができるのか?

日用品を買い揃えられるのか?

介護施設で契約してもらえるのか?

 

ちょっと考えただけでも無理っぽい

でも叔父は真剣に考えているかもしれない

なので次回の訪問がこわい

真剣に相談されたらどうしよう?

今更ながら

この話しをきいたとき

速攻『そんなの無理ですよぉ~』と

返せばよかったのかも

私も話しをききながら

『あ~』って言ったのは悪かったかも

 

こんなことをきっかけに

私は早期退職してよかったと

特に実感するようになった

 

今は人生100年時代と言われ

長生きになっている

経済的不安があるのなら

なるべく長く働くべきだ

といわれている

でもそうなると

やっとお仕事を辞めた時には

体がボロボロになって

思ったことを自由にできない

時間はたっぷりあっても

体のメンテに割く時間が増えそう

体調を崩すと完治に時間がかかる

食欲ももうないだろうし

あらゆることが億劫になっても

不思議ではない

私は既に旅行なんて興味ない

若いうちに結構あちこち行ったし

海外にも興味はなくなった

興味があることは早めにやるべき

そうなると働いている場合ではない

たまたまお仕事が趣味と同じなら

ラッキーとは思うけれども

そんな恵まれた方は聞いたことがない

 

高齢者

時間があっても

自由なし