ごきげんいかがですか?
君塚由佳です。
自己啓発にはまりこんだのは 我が家の経済的な問題をどうにかするためでした。
夫が介護のために仕事を辞め、私一人で家族全員の生活費や医療費、そして息子たちの学費を賄わなくてはいけなくなったからでした。
働かずに 楽して遊んで 南の島でセミリタイアしたいというよりも、生活を成り立たせるためでした。
まったくうまくいかない時期もあって 健康保険が止まったり、食事がとても質素になったり、支払いが遅れがちになって 家族にもずいぶんと肩身の狭い思いをさせましたけれど
少しずつ収入も増えて 余裕ができるようになってから
家族全員を旅行に連れていけるようになって 年に数度くらいしかないものだし
年寄りと子ども連れなのもあって、宿泊は広めのスイートルーム。
移動はタクシーよりもハイヤーに。
「苦労をしたかいがあった」と思ってもらえたらうれしくて
請求書の支払いもいいプレッシャーになりました。
「私も いつかスイートルームに泊まってみたいんです」
「私も家族孝行できるようにがんばります」
なーんて尊敬してもらえることもチラホラ出てきたりして
ここらへんから 自分の中で 自己啓発の意味が違ってきてしまったわけなんです。
毎回 セミナーや本を読む前に 質問を考えているのですけれど
手帳を見返してみると その質問の質が変わってきているのがわかります。
セミナーの内容も「成功哲学」「私は〇〇で成功した」といったものに偏るようになりました。
自己啓発とは、自分だけは『あなたとは違うんです』と心の中で思い込み成功本を読み漁り、高額なセミナーへ通ったりすることである。 と、思われがちであるが、本来自己啓発とは、自分自身を訓練することにより、より高い能力やより広く深い知識を得て、より良い人生を送ることを目的とするものであり、それ自体に善悪は無い
自己啓発とは (ジコケイハツとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
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ちょっと仕事の流れが落ち着いてきたり ちょっと手持ちの財布の中身が寂しくなると
とたんに押し入れから成功本を引っ張り出して読み漁ったり
ネットで高額セミナーを検索するようになりました。
確かに何かを作り出した人というのは誰でも、プラス思考からスタートしているものです。
もちろん、大変な労力が必要ではあるけれど
お手本となる人や、勇気づけ支えてくれる人がいれば、自然と前向きな努力ができるものです。
だからきっと、私はお手本となるような あこがれることができるような人を 本やセミナーの中に探したのでしょう。
引き寄せの法則なども 「望んだ車・家・パートナーを引き寄せる」といった物理的なものに限定されるものではないのに
わたしたちは そういったものを 自分がもっとも高い価値を置いているものに基準に解釈するものです。
はははは 笑ってしまうけれど
私の場合は収入増えているのに
お金にしか 高い価値を置いていない迷走っぷりですね( *´艸`)
お金が入ってくれば
夫は やりたくもない仕事を続けなくてもよくなるし
息子たちは もっといい教育を受けることができるし
姑さまも 大姑さまも 大舅さまも 私を見直して もっと信頼してくれる。
友人や仕事先だって レベルの高い人たちになるだろう
そうして家族や人間関係は よりよくなると思っていました。
それを一掃してくれたのは 2つの出来事でした。
上には上がいる。「圧倒的なお金持ち」の人たちとの出会い
縁あって トップモデルの育成の仕事にかかわらせていただいた最初の年、ご褒美ボーナスとしてホテル1泊がプレゼントされました。
関東の名だたるホテルのスイートルームはほとんど制覇していたので あんまり期待しないで出かけたのは・・・・
お台場の 東京ベイコートクラブ。
宿泊する権利だけで数千万円が必要な 全室スイートルーム完全会員制ホテル。
なんていうか・・・圧巻でしたね・・・・
それまで泊まった 高級ホテルのスイートルームには 専用ラウンジもありましたが
やはり高額な料金の支払いをしているだけに 重厚で格式があって「静かに!」「ここはそういうところじゃない!!」感がすごくて 背筋がピンとすることが多かったです。
それはそれでシャキッとしてよかったけれど 年寄りや子どもが粗相をしてしまったときには 冷たい視線を感じることもありました。
ベイコートには毎回 一人で宿泊させていただいたけれど、他の宿泊客の方々も ものすごくオープンで親切。
スパで少し話しただけの人とレストランで出くわしたら「こっちのテーブルにおいでよ!」と
とても気さくに話しかけてくれて すぐに友達になったり。
いっぱしの成功者になったつもりだった 私の鼻っ柱は 気が付いたらポロリと落ちてしまったのでした。
家族や友達、チャンスとよりよく付き合いたいのなら お金よりも対話だったこと
高級ホテルの宿泊や お買い物について、喜んでいてくれているんだろうと思っていたのだけど
何かの拍子に「女の人って ほんっとにこういうの好きだよね」とポロッと夫の口から出た言葉。
どうして聞き逃していたのでしょうね?
夫や子供たちは「高級路線が好き(なように見える)私に付き合ってくれていただけ」だったのでした。
「君は映画が好きだけど、映画を作ってみたいとは思わないでしょう?
それと同じだよ。いいな、運転してみたいなって思う車もあるけれど 毎日それで運転して通勤したいかっていうと それは別なんだよ」
これは夫の名言。
わが家は半年に一度 家族みんなで旅行に出かけていましたが その時スポーツカー専用のレンタカー屋さんで車を手配します。
ある年にレンタルしたのはRX-7とマセラティでした。
息子二人と夫が 大の車好きなので3人で相談しながら決めています。すごく楽しそうです。
そしてふだん、私たちが家で乗っているのはミニバン1台です。
友人もスイートルームの宿泊や ラウンジでのアフタヌーンティーにずいぶんお誘いしましたが、テンション高く喜ぶのは最初だけ。
何度か来ているうちに 場所そのものには飽きてしまいます。
そんなことよりも 旅館の畳の部屋で布団を寄せ集めるようにくっつけて集まって 順番に話し込んだり、
ジャズが流れるようなカフェで なんとなーくのんびりした時間をいっしょに過ごすほうが 仲良くなれました。
一番長く続いている友人とは どこにも出かけません。近くのコンビニでお弁当を買って 彼女の家で一日中ゴロゴロしたり、話したり、彼女の飼っているペットと遊んでいます。
遠方の友人とはスカイプで話をすることが多いです。通話料は無料ですし気軽に話ができます。
この間は 断捨離の話題になりました。
いきなり彼女は部屋を片付けはじめて 私はモニターで彼女を見ながら片付けのアドバイスをしたり 読みかけだったマンガの続きを読んでいました。
どれもあまりお金とは関係のないことでしたけれど、良い関係は よい紹介、よいチャンスをたくさん運んできてくれました。
そして、結果的に お金回りは良くなっています。
「どうやって才能をお金に換えることができるんだろう」
「どこにお金があるんだろう」
「どうしたらお金が入ってくるんだろう」
「売上を上げるには、貯金を増やすには、自由になるためには・・」
そういう質問には、それにふさわしい答えが手に入りました。
ノウハウや あり方(どうあるべきか) そういうものが集まってきています
今、質問は違うものになっています。
「私の正直な気持ちは?」
「それを安全に 世の中に表現するには?」
「それは 誰の喜びだろうか?」
こういう質問には 私の進む方向 たどり着く場所は? そういう答えが返ってきます。
問いを投げかけると 答えは必ず手に入るものです。
もしその答えが求めているものと違うのなら 質問そのものを変えたほうがいいのかもしれませんね。
もし 質問が思いつかないなら
こちらとか
こちら
がおすすめですよ
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