私を生きるということ | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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 20歳で千葉の本家の嫁になり、夫の両親と祖父母、その上の層祖父母と同居生活がスタートしました。
姑が3人いて、しかも全員が専業主婦。(このころは家業で稲作もしていましたが)
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そうなれば嫁VS姑みたいな1対1の対立も起こりずらくて、
おまけに若いのをいいことに、何もできなくても当たり前と ずいぶんかわいがってもらいました。

おかげで好き放題 思いきり働き、遊び、出かけまくっていたけども
一番の収穫は この特殊な環境で育てなおしてもらえたこと。


結婚式と披露宴で文字通り”会社関係や友人、近親の親戚にお披露目”を終えたあと、
家に戻って 近所の人や遠縁の親戚、夫の幼馴染まで呼んでのお披露目宴会が夜遅くまであって
「地元って知り合い多くて大変だなあ・・」とヘロヘロになったところで
さらに『ご先祖様にお披露目するぞ』と 朝早くお墓に連れていかれまして。


墓石に向かって「嫁ぎました由佳です。よろしく」とご挨拶・・・っていう。
そこで耳にしたのは「うちは離婚できないからね」っていう義両親のお言葉。

ゾッとしましたわ。いや、離婚する前提で結婚したわけじゃないけども!
まあ 合わなかったら3年くらいで離婚すりゃいいか・・くらいにちょっと思っていたので。


要するに、「もうあなたはうちの子として最後まで面倒見るから、いっしょに生きていこうね」っていうことだったらしい。
この先、私が どんなにしょうもない人間になったとしても、間違いを犯しても、家族として見捨てないということだったらしい。
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ぶっちゃけ 姑さんもなかなかアグレッシブな方で 
親戚からはめちゃくちゃ怒られまくっていたけど 実際に舅さんはもちろん 大姑様も大舅さまも 一緒に怒られてあげおりました。

たまに「親族なんだから」と なあなあになることもあって それは困ったものだけど
「親族だからこそ」本音で ダメなものはダメ、いいときは一緒に泣いて喜ぶ!って なることが多かった。



それは私にとって とてもよかったのだと思います。

好きな人とだけ、気が合う人とだけ付き合うなんてできない環境は ほんとにほんとに幸いでしかなかった。

ただ近所に住んでいるだけなのに たまたま血縁があるだけなのに 
いくら頭がおかしい人であっても、たとえ生理的にムリな人であっても付き合わなくてはいけない。


地方の田舎で聞く話だけど たとえ村八分になっている家だとしても
葬式と火事だけは、村全員で手伝うし助けに来る。

一緒に力を合わせて生きていくしかないのだよ。
どんなに気に入らなくて 大嫌いでも。




これは この集落だけでなく 私の話でもありました。

人は多面的で いろんな顔を持っている。どれもほんとうの私で、切り離すことができない。
自分に失望させられることも、ウンザリするようなことも多いです。


せっかくやる気になって行動を起こそうとしているのに
「これって私の本当にやりたいことなのかな?」とか水を差す私がいる。

私のことをいたわろうと、「力になりたいんだよ」って手を差し伸べているのに 
「うるせえ、ブス。死ね」とか言う私もいる。



どうしても好きになれない私もいるし、
問題を起こし続ける私、
たいしたことないことでいちいち大騒ぎをする私、
人のせいにばかりして 口を開けば文句ばかりの私。


できることなら永遠に葬り去りたい、ずっと私の足を引っ張り続ける私もいる。


ほんとうに、ほんとうに多面的。

そういう葛藤が起こったとき、
一部の声の大きい私で「しょがないでしょ!やるんだよ!!」って抑え込んできた。

不満を抱えたまま、納得できないままシブシブ従ってきたわたしは
スキをみつけては反乱を起こしたり、ストライキを起こして動けなくする。
強制終了とかが代表的な反乱ですね。


意地悪だよねーーー・・・邪魔だよねえ。
はーーー・・・ほんっとに イヤになる。




だから、けっきょくは、どんなにイヤな私でも 
納得してもらえるまで 何度でも対話しなくちゃいけないんだ。


聞く耳を持ってもらえなくても「うぜえ だまれ」とか言われたとしても。

だって、私なんだから 離れられない・抹殺できない。共に生きていくしかない
どんなに役立たずでも、どの私も本当の私なのだから
いる価値のない私なんて 私の中に1人もいない。


 


すべての私と関わり合い、力を借りなくてはならないのですよ。





それを鍛えてくれたのは 
傷つけない人とだけ・好きな人とだけ付き合うことを許さない
この田舎と婚家でした。


そうやっていろんな自分と対話して 力を合わせてきたんだ。
こういうの、誰だって できるんだよ。
 



 
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