満たされたい、安心したい人が 満たされて安心する方法 | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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どうして私の会社は よその会社のように活気がないんだろう


どうしてうちの旦那は よその旦那のように家族を楽しませるような休みの予定を立てられないのだろう

どうしてうちの息子は よその息子のように しっかりしていないのだろう


期待するのは酷だとはおもうけれど
でもやっぱり まったく期待しない、求めないってムリがある。

期待は、する。
「こうなったらいいのになぁ」って求めるよ。

でも それで相手が苦しむことになるのは本末転倒だし、
そうなるか ならないかは 期待の質にもよると思うよ。



父には
もっとこんな風に愛して欲しかった

母には
もっとこんな風に寄り添って欲しかった

上司や会社には
もっとこんな風に守って欲しかった

息子には 「やっぱりママがいい」と言われたい。
だって、熱が出た時に会社を休むのも、寝不足でもお弁当を作るのはわたしなのだから。

私に困ったことがあったら 
励まし、共感し、勇気づけ、安心させるものだよ。
だって、それがあなたたちの役割で 仕事ではないのか。

ちゃんと役割を果たせ。
きっちり仕事をしろよ。



お金も、仕事も、人脈も、チャンスも
私を安心させてくれない。



求めれば与えられるのではなかったのか。
願えばいつか叶うものではなかったのか。



私の人生の欲求不満を 
自分以外の人や物にぶつけて 「今度こそお前が私を満たしなさいよ!」
と散々やって チラチラと見えたことがあった。




上司に「保身に走らず 私を守れよ。部下のしでかしたことに責任者を取るのも あんたの仕事だろうよ」と要求していた時

夫に「マンガはいくらでも読むのに、本当に 育児書の1つも読まないんだな。父親になったんだから いつまでも子どもみたいじゃ困るんだけど」とイライラしていた時


「もうお兄ちゃんなんだから、赤ちゃんみたいなこと言わないのよ」と息子を叱った時





それぞれが 事情を抱えていたり、悩んでいたり 不安だったりしていて

確かに、それは役割だし 仕事なのかもしれないけれど。

当たり前にできることなんて 何1つないということ。



いつもできていたはずのことも できない日や、
うっかり忘れることもあること。

焦っていたり 追い詰められていることも けっこうあること。

実は私の助けを必要としていること。







そして私に、彼らを大切に思う気持ちがあっても ぜんぜん表現できていなかったこと。

信じていたけど、敬意もあったけど、伝えていなかったこと。


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今、何が1番嬉しいって
あなた方がくつろいでくれているのが
1番嬉しい。

寝顔なんて見れたら すごく幸せを感じる。
私のそばが あなたの安心できる場所であることが 震えるほどの至福。



私が見ることができる笑顔は
私の笑顔のこだまであることがわかる

私が見ることができる幸せは
私の幸せが形になったもの



私が 欲しかった「安心」は
人に1番あげたかったものだったんだねぇ




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