● 未来は今と同じ材料でできている
500人と夜の六本木でヨガをした日の翌朝（笑）
フルマラソンにチャレンジして 毎朝息子と10キロ程度のランニングをしていた数年前。
モデル事務所のボスから「今日でやめなさい。あなたはそうじゃない」と業務命令として 走ることをやめました。
42.195キロを完走できる自分に誇りを持っていたし
レースに出てゴールが近づくと「もう終わっちゃう」って涙が出てくるくらい楽しかった。
いくつかのランニングチームにも参加して仲間もできて
かっこよくてお気に入りのウェアもうれしかったし
毎朝走ることが いい1日のスターにもなっていて
達成感と自信と 親子のコミュニケーションにも重要な役割を果たしていたのに。
やめることは すごく後ろ髪をひかれたけど。
初めてヨガをやった時の おだやかで深い幸せな気持ち。
ギリギリ平均値だったコレステロール値もすぐに正常になりました。
（動脈の血管壁が傷くと、微小血栓とコレステロールが修復していてくれるそうです。つまり 私の場合 自分に合わない運動で血管を痛めていたからその準備のために体がコレステロールを備蓄していたっていうことかしら？）
ヨガや座禅には すがすがしい達成感とか まずないデス。
（今までできなかったポーズができたときはうれしいけれど）
我を忘れるほどの陶酔感や アドレナリンなんか出ない。
でも、こんなに自分が落ち着いた幸せを感じるなんて。そうか、わたしはこういうふうにできているのか。
朝はやらない。夜 寝る前に ヨガか座禅をやります。
たまに空手の型を鏡で再確認したりもします。
激しく自分を追い込むような運動は減りました。
静かにゆっくり 痛キモチイイところであと少しがんばらせることは 増えましたが。
はじめは 朝やっていたんだけど 夜に。自然とそうなりました。
私が処理できる以上の生産物・・・気持ちや 考え アイディア そんなものをリセットして
「今日という日を キッチリ区切りつけて終わらせる。始末をつける」ということを私はやっているようです。
「あなたはそうじゃない」とボスには言われたけど
空手の師匠にも「お前は そういうふうにできていない」と
いろんなことを止め、いろんなことを変え いろんなことを始めました。
自分はもちろん ほかの人の そういうものがわかるセンスを磨きたい
ずっと願い続けて 工夫を重ね、経験を重ねました。
朝 走っていた時間が
ヨガか座禅、空手の基本練習の時間になって夜に移動し
息子と一緒にすごすのはランニングではなく 料理をする時間になり
友人とはセミナーで共に学ぶ時間でしたが
おしゃべりをしたり 一緒にセミナーをコラボで開催する関係になり
ノートパソコンのキーをたたいていた時間は ノートパソコンをすてることでなくなり
紙にペンで書きなぐる時間になったので万年筆を買い
結果が出せる得意なことをする時間は うまくいってもうまくいかなくても止められないくらい大好きなことをする時間になり
心が喜ぶ時間は 心はどうあれ魂が喜ぶ時間になり
仕事を命がけでしていた時間は 命がけで自分を満たす時間になり
インプットすることで学ぶ時間が 体験することで学ぶ時間になり。
運動する 友達と会う 家事をする 学ぶ 家族と過ごす
そういった時間の総量は ほとんど変わっていません。
特に忙しくなったわけでも 暇な時間ができたわけでもないです。
内容は大きく変わって 質も大いに変わっていますけれど。
幸せでありたいなら 満たされていたいなら
強くありたいなら
偉大さを発揮したいのなら
どうやってもわたしはわたしでしかなく
未来は 現在と同じ材料でできているのだから
どう組み替えるかは 知恵の出しどころですわよっ( *´艸｀)
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