あこがれる人の背中を追いかけるほどに 人生がつまらなくなる件について | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

お金のこと 仕事のこと 暮らしのこと
豊かに幸せに 最高の人生を創りましょ

同居の結婚生活を維持しながら 仕事のキャリアも積んで
そして子供も育てていこう。
そうやって 1つもあきらめることなく
ぜんぶやっていこうと思ったら
それなりの調整は必要になってくる。

年子で子どもを授かって
さっさと仕事に復帰しようかな

そんなことを計画していたんだけど そんな計画通りにはいかないもので。


若いからすぐに産後は回復できるはずとタカをくくっていたら
なかなか生理が再開しなかったり
妊娠できなかったり
ようやく妊娠できた末に2度連続で流産したときには

「二人目不妊」という言葉がよぎって 
なんとなーく本やネットで調べるようになりました。


1人目の慣れない育児に右往左往しながらも
次の妊娠をするつもりで 仕事をセーブし続けてもう2年。
今すぐ妊娠できても 出産は1年先。


プロジェクトが立ち上がっても 断ってばかりで
だんだん声もかかりにくくなっているのもなんとなくわかっててて。

仕事は出張も断っていたし 長期のプロジェクトはセーブしていたので 単発の数か月単位のそんなに忙しくない仕事ばかり。
休みやすく、責任も重くなく 想定外のトラブルも起きにくくて まあ、まったり。
パートタイマーみたいな仕事っぷりを何年もしてて ボケてしまいそう。

気晴らしに 会社の近くの公園でどんぐり拾ったり 半休とって子育てイベントやネットサークルのオフ会に出かけたりもずいぶんしました。

息子はおとなしくてやさしく、べったり離れない子だったから 手もかからない。


ふと立ち寄ったスーパーで キリキリしながら子供を怒鳴り散らしているママを見かけるたびに「うちはもう2~3人増えても 十分こなせるのになあ」と 世の中の理不尽さがうらめしく思えます。


1人目は正常に妊娠・出産したものの 2人目以降なかなか正常な妊娠を維持できない人は意外と多くて、子育てネットサークルでずいぶん慰め合いまいした。

とっても熱心に活動をしていた人が 急に姿を見なくなったな・・というときは
次の子どものご懐妊というのもパターンでした。


「なんだあ、言ってくれればよかったのにい!みずくさいなあ!!」とか言いつつ「よかったね、おめでとう」の言葉がなかなか出てこない。

毎月生理が来るたびにガッカリする気持ちや、
仏壇に生まれてくることができなかった水子の簡素な位牌が増えていく 悲しいというよりも どちらかというと 情けなくて申し訳ない気持ちは誰よりもわかっているのに

それなのに 自分だけがこの状態を抜け出せないのがみじめで
「よかったね」とお祝いできなくて ますます落ち込む。





まあいいや。
うちに来るか来ないかわからない子どもを待ち続けるより 
生まれてきてくれた長男と楽しくのんびり暮らそう。

晴れているのに お気に入りの長靴と傘を離さない息子を連れて出社したり
おむつがイヤだと下半身丸出しのままの息子と 拾ってきた子犬のトイレのしつけを同時にしたり
一日中エンドレスできかんしゃトーマスのDVDを見せられてセリフも全部覚えたり
節分には鬼のお面をつけて本気で追いかけまわして泣かしたらひきつけ起こしたり


そんなことをしていたら 次男が生まれました。

まるで 人がうらやましくて仕方がなかった私を慰めるように それでよかったんだよ、と私を肯定するように 生まれてきた次男は 私にそっくりでした。
20歳を過ぎても 私に似ています。

息子には息子の人生があり 私を助けるために生まれたわけでも
私に何かをするために彼の人生があるわけではないとは思いますけれど
(個人的には「ママを助けるために子どもは生まれてくる説」には否定的です)

でも、顔つきだけでなく体質まで私とそっくりの次男を見るたびに
「どうなるかわからないことよりも、どうにかできることに全力を尽くす」ことを思い出します。

そういうものかもしれません。


だって、似たような経験をしている人はたくさんいるんですもの。


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