あたたかくなると 堆肥を作りたくなるのです。
お姑さま、大姑さまは2人とも熱心で、
いくつもコンポストを埋め込んで 絶えず土を再生させていました
緑肥も植えて 刈り込んで、
庭は絶えず堆肥のローテーションで どこもふかふかだった。
私1人になって、さすがに
同じようにはできなくなったけれど
それでも 暖かくなると、
耕さなくても、肥料をあげなくても 山のように花を咲かせて
植木鉢でもみっちり太る大根を作りたくなる
今はささやかなもので、
花壇と、芽が出てしまったニンニクをコンテナに植えているくらい…
特に種や苗を買ったりはしていないので
スーパーで買った野菜で根がついているものを
植え込んでいるくらいなんだけども
けっこう育つよ。
こちらは九条ネギとかハーブとか。
コンポストはとっくに処分してしまっているので
（9人家族だった昔ならいざ知らず、今じゃ そもそもそんなにたくさんゴミ出ない）
古い衣装ケースを引っ張り出して 庭に置いてみたのが先週。
今朝も庭の土のために 朝食の納豆を数粒より分けて
これに、夕方 米の研ぎ汁を足す。
コーヒーかすはフィルターごと混ぜ込んでも
しっかり土に還るし ぼかしや分解促進剤もいらない、黒土もいらない。
ガッツリ発酵するので腐敗臭はないし、虫もわかない。
たまに ノラネコが温まりに来るくらいかなぁ。
樹木医になったのは 大舅の勧めでした。
あんまり熱心に勧められて、ほだされた形だった。
でも、環境再生医になったのは 自分の意思だけで決めた
……と思っていたけど やっぱり 姑さまとか大姑さま、
舅さまや大舅さまも みんながよってたかって影響しているんだろうなー
誰でもない 自分を生きようとすればするほど
今まで関わってくれた人たちの愛情が色濃く感じられる。
人に合わせている間は、こういうのに何一つ気づけなかった。
そういうものかもねぇ
