魔王を許すという最終決戦 | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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仕事に対する姿勢や、お金との付き合い方とか、異性関係とか
女性性や男性性の活かし方、そして強みの抑圧とか。


全ての生きづらさの根本には 両親との関係がある



そういう説は 聞いたことあるかもしれません。





現に私も

正論を振り回しては夫や友人を責めたて、
「もうお前とは離婚だ、絶縁だ」と脅しては思い通りにしている自分

斜めに構えて「何が楽しいんだかね。バカみたい」と わかったような口をきいては
努力している人たちを冷笑する自分

そういう「ああいう人間にだけはなりたくない」と心から願っていたのに
父や母の一番嫌いなところにソックリな自分を見つけては 罪悪感や無価値観にさいなまれていました。




自分自身と和解するために 父や母の立場に立って もう一度見つめ直して
少しずつ 少しづつ 「父や母なりに努力した結果であること」「それしか選べなかったこと」と受け入れ
両親に対して 甘えたかった自分の気持ちや 思っていたことを言葉にして話し合ってみたりと
何年もかけて 何度も失敗を繰り返しながら わだかまりを解いていきました。



特に仲良くなれたわけではないし 分かり合えたわけでもないのだけど
お互いの距離や関係を「今はこれが お互いにとってもベストな関わりだよね」と
納得できるところまで持っていけました。 

そうなると、そりゃあ あるにこしたことはないけれど
たまたま金銭的に余裕がないときでも みじめな気持ちになることも少なくなり

友人としばらく連絡が取れなくなっても「もしかして縁を切られた?!嫌われた!?」と
ドキドキすることも少なくなって 今度会えたらたくさん面白い話ができるようにと
やってみたかったことに集中できるようになったり

仕事だって結果が出なくても 出ても一喜一憂することも少なくなりました。
だって、何一つうまくいかなくても それが私の人間的な価値が下がるものでもないのです。


父や母に見放されることが死に直結していた子ども時代の私が
大人となった私を「お前は捨てられるんだ。死ぬぞ」と脅迫することはなくなりました。
とっても自由で安心できて、自分の人生を生きているという充実感。


ただ、しばらくして
この私の世界を支配していたラスボスは 父と母でないことを思い知ります。


”毒親に育てられた”と いまだ両親の関係にとらわれている人に
「いい年して お父さんお母さんとか言ってるんじゃねえよ」と 猛烈な嫌悪感や怒りがわいてくること。

”私は共感性が強いので、ネガティブな話をされるとダメージがひどいんです。
君塚さんの話を聞いていると気分が落ち込みます。私には承認しかしないでください”という人にも
「そんな失礼な物言いをされてびっくりしている私には共感できないんですね?
私たちは相性が悪いようです。もう終わりにしましょう」と いきなり関係を切りたくなったり。


共依存の関係にある人、共依存の関係を望む人には 「NO」と言えるんだけど
(前は 自分を見捨てるようで 断れなかった)ただ気持ちよく付き合える距離をとればいいのに
「だから友達ができないんだよ」「そんなんだから離婚になったんじゃないの?」と 
どうしても距離を置くときに捨てセリフを吐きたくてしょうがない・・・。


ふつうに嫌っていいし 悲しんでいいし ガッカリしていいんだけど


嫌いな人は排除したくなり、
非難(攻撃)しないと怒れない。

そうなると 相手は排除されないために 私に嫌われないようにしなくてはいけないし
攻撃されないためには 私を怒らせてはいけなくなるんですよね。

怒りや悲しを自分の感情表現ではなく
他人をコントロール手段に使っているということ





それはつまり
いきずらさや 自分の幸福の邪魔をする根本的な問題は片付いたけれど
傷や痛みは癒えていなかったっていうことでした。







ああ、そうか。
ラスボスは私だったか。



傷や痛みを癒す方法は ただ1つだけ。
傷つけ、痛みつけた悪魔を許すこと。




ギリギリのところで必死に生きてきた両親に「親なんだから私を守れ」とぶら下がった卑劣な自分
「お前たちの大変さなんて知ったことか。私のほうが大変だった」とむち打ち続けた残酷な自分

うまくいかない理由を 母や父のせいにしてきた被害者気取りの自分
そうでもしないと自分を守れなかった弱い自分
それしかできなかった愚かでずるい自分

両親の 失敗し傷つき弱って追い詰められているところを見ては
「私もクソだけど こいつらよりもマシだわ」と優越感を感じてホッとしている低次元の自分



そういう自分と握手していく最終決戦。
それは 世界を支配する魔王と手を取り合って この世界の平和を取り戻すことでした。



ちなみに
私の魔王は すんごいよ。強いし、頭も切れる。最強の味方なんです。

 

 

 

 

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