"お客さんを自分の目的のために使ってはいけない感覚” | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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豊かに幸せに 最高の人生を創りましょ

世界18カ国で発行されているファッション・ライフスタイル雑誌VOGUE(ヴォーグ)で占いの連載をしている
しいたけさんという占い師さんがいる。
私は占いには興味がうすいし そもそも「しいたけ」っていう名前があやしすぎる(笑)

だけど、占いが当たる・当たらないの前に
この方の感性はとっても好きで 本やブログをよく拝見しておりました
「優秀な人でありたい」っていうのは 私が渇望していることでね。

渇望(かつぼう)・・・のどが渇いたとき水を欲するように、 心から望むこと。

まるで塩水をがぶ飲みしているように いくら飲んでも潤わないのどの渇きのようだったけれど。



勝てるところ、成果が出せるところに集中して 独占したら
年収が1500万円を超えた。

すごい!!
君塚さんのようになりたい!ってもてはやされても

もっと稼いでいる人なら知ってる「実は大変を税金に持っていかれる」ということ。
実は1000万をようやくこえたくらいの頃と手取りは大差ないということ。
それなのに収入が大幅に増えて 気が大きくなって生活レベルが上がってしまってカツカツ。

ファーストクラスでLAまで★も、コツコツ貯めたマイルで無料で乗っているのであって
実際のところ年収1500万レベルじゃ ファーストクラスになんて乗れない。
片道170万の正規の料金を支払っている人にはバレてるんだろうなあ・・・って。

実情を知らない人からは もてはやされ
バレないようにヒヤヒヤしてる
実情を知っている人からは 「実際のところはさ・・・」とか 
何も言われたくないから近寄れない

どこにいっても居場所がない。
「ポジショニングがね・・」とか偉そうに言っているけれど どこにもポジションがない
「ブランディングはさ・・」って教えているのに ペラペラなブランド力しかない


稼げるようになったら 幸せになれると思ってたんだよね
マーケットを制圧したら 第1人者として確固たるブランドを確立できると思っていたんだよね
有利なポジションを取れたら 権利収入も発生する。なにより傘下を守ってあげられるし
過酷な仕事をしている夫だって 仕事を辞められるし、息子たちにだってやりたいことをもっとやらせてあげられる

成功して 周りの人たちを幸せにしたかったんだよね。



でも、思ったようにはならなくて ちっとも幸せにならなかった。
居場所のない私
夫は「お前、俺の仕事をバカにしてるだろ。稼いでいるからって偉いわけじゃないんだからね」と吐き捨てるように言った。
大変な思いをして授業料を払っているのに 息子たちはそれが当たり前だと思ってる。



あまりにもむなしく 苦しいから
勝てるところで成果を出して稼げるようになったのに それじゃ幸せになれなかった。

恵まれているのに 幸せじゃないのは感謝が足りないんだろうか?と
毎日1万回「ありがとう」を唱えてみたけれど 全然変わらない。


働き方が 生き方が 命の使い方が根本的なところで間違っているのだと思った。
「私が私を呼ぶ声」が ずっと聞こえてる。
とてつもない違和感しかなくて、私は戻らなくちゃいけないと思った。



それでも現実的には
私立でもかなり授業料の高い高校に通っている息子を 金銭的な理由で退学にだけはさせるわけにもいかなかった。
「修学旅行はシンガポールだって」ってとか聞いたら思わず背筋が伸びる。
下に次男もいるし、これからどんどんお金もかかる。

友人や親戚も結婚ラッシュが続いていて お付き合いだって楽じゃない。
うちには寝たきりの大じじと、認知症の大ばばもいる。介護費用だってかなりかかっているのに
2人の年金に手を付けることは叔母たちの目が光っていて許されない。
やっぱりカツカツだった。


間違えているのはわかっているけれど どうしたら正せるのかわからない。
正してしまったら 今ギリギリのところでどうにかバランスを保っているものが 全部こぼれ落ちてしまうかもしれない


そんなとき
廊下で姑さまが吐血して倒れていて 翌朝亡くなった。
朝 起きたら大姑さまがこたつで冷たくなっていた
大姑さまの四十九日の日 大じじが息を引き取った
4か月で3回の葬儀を執り行って、

直後に 東日本大震災が起きて 

その年の秋 人間ドックで ステージ3のがんがみつかる。
あちこちに転移していて 私のお腹の中はがん細胞だらけだった。


なにもかもが総動員して 足止めしてくれた。


苦い薬ほど良薬だという。

私が全く新しい仕事を始めて、生き方を変え、
私が欲しかった幸せのために命を使い始めて10年もたってない。
最初からこんなことを心に決めていられたなんて やっぱり しいたけさんすげえなあ。
 

私の場合は家族の死、災害と病気がきっかけで生き直すことができたけれど
こんな幸運(笑)に恵まれる人はそういない。

私の友人 坪田順子さんは 日常を離れ、大自然に圧倒されることで
自分を取り戻したのですよ。





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