あなたは 私よりも その嘘つきの言うことを信じるの? | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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まさかのご縁をいただいてモデルさんと仕事をするようになって 一番最初に困ったのは服でした。

こういう華やかな業界で仕事をするのは初めてだったし
いくら裏方のスタッフとはいえ、来客もあるしイベントに顔出さなきゃだし。

靴だって、ヒールがあるものなんてそもそも持ってないんだもの。
ズボンだって低いヒールに合わせて短めに詰めているし
お化粧だって 今のままじゃ地味すぎる。どこかで教わってこなきゃ。
スーツも黒と紺のビジネススーツばっかり。
もう、何もかもない。

とりあえず・・・・てっとり早く服かな?
でも、急に探しても そんな都合よく見つからない。
(デパートで売っているのは ワンシーズン先のものが多くて 今すぐに着られるものはそもそも少ない)

ああああああ どうしよう~~~と頭を抱えていたら
モデル事務所のボスにもらったアドバイスは
「どうにかしようとしないで。まずは言葉と仕草から選び直してね」
でした。

今日 身に付けるアクセサリーを選ぶように言葉を選ぶ。
目線の位置や 動作の速さ、姿勢や歩き方も。
お金がかからなくて 今すぐできて 流行に左右されにくく
しかも効果が高い。

毎日 その日のスケジュールを確認して
今日の私はどうしようかなと じっと鏡の中の自分を見る。

目線を伏せ目がちにしたり、まっすぐ見つめるだけで 
服装を変えていなくてもガラリと雰囲気が変わるのも 面白くて仕方なかった。

ただ、たまに 鏡を見ていると わけもなく涙が出てくることがありました。
「こんなことやったって、もともとの素材が悪いんだからどうしようもない」

ああ、そんなこと思っていたか。
それが美容に関して どちらかというと無頓着な理由か。

シンプルやナチュラルを気取っても、やっぱり出てくるなー。
どうしてそんな考えを持つことになったのか
思い出せないだけで 誰かに言われたことがあるのか
それとも自分で勝手に思い込んでいるだけか。


「どうして自分の見た目に自信がないのかなんて どうでもよくない?
どっちにしろ、その人嘘つきよ。醜い女性なんていないのに。
あなたは 私よりも その嘘つきの言うことを信じるの?」
私は 何も言ってないのに、ボスに そんなことを言われました。

スタイリストさんにレンタルの衣装を選んでもらっていて
またポロポロと涙がこぼれた時でした。



ボスのサポートの仕方はいつも暴力的で、まるでおせっかいなママです。
服はあいかわらず少ないままです。
そもそも物を管理する能力が低くて 
気に入った1つのものを ずっと使い続けるクセがあるので 
たくさん物を持つのに向いていません。

1年で ワンピースを1枚、ブーツを1足買うくらいです。
だけど 自分のお気に入りの仕草とか 表情とか
そういうものが増えてきました。

こういうのは 管理がむつかしくないので増やして行きたいなあ。


そんな3年間の仕事をしました。とても苦しく、大変で 夢のような3年間でした。
この3年は それまでの「働き方」をすべて癒してくれて それからの「働く意味」を全部塗り替えてくれました。


何をするにしても またあんな仕事がしたくて 毎日働いています。

 

 

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