「がんばったごほうび」が 好きなことを台無しにする | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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年末に こんな本を買いましたのよ

 

 

心理学というよりも 自己啓発っぽい本です。
ビジネスに使える行動経済学の実験もたくさん収録されているし
図もたくさん使われてて シンプルにまとめられてて(ちょっと強引なまとめ方もあるけども)見やすく、わかりやすい。

 
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出典もすべて記されているので エビデンスもしっかりされている。

もちろん、この本だけで心理学や行動経済学を理解するのは 入門にもならないし
実験を行った年代が古すぎて 今のセオリーでは別の形で行われている実験もあるので
あとでちゃんと調べるのは必須にはなるけど

「なんか おもしろいものないかな」程度のネタには 十分使える。



特に「ジャムの法則」は 元ネタ提供者のコロンビア大学のシーナ・アイエンガー氏の本は
この間読んだばかりだったから 個人的に復習な感じでしたよ
知ってる理論が ほかの本で紹介されていると うれしい。

 


で、本題の「ジャム理論」とは
お店にジャムの試食を置くとき、6個と24個と30個
それぞれの集客率と購買率を測定した。
 

結果は たくさん試食を置いたときの方がお客は集まるけれど
6個だけおいた方がよく売れたということ。

たくさんの種類があると迷う楽しみがあるけれど、選択が多すぎると混乱して 選びにくくなる。


職業選択の自由が生まれて
結婚しなくても・子供を産まなくても
十分に女性が生きていけるようになってからというもの、悩みが尽きなくなった現代と似てますね。
 

 

さて、一番ショックだったのは
「ごほうび」に関する実験。



1度でもごほうび(報酬)をもらったチームは 
次回から ごほうびをもらえないと 作業に興味をなくしていくという結果が。


作業そのものよりも 報酬に興味が移り
がんばらせるためのごほうび(報酬)をもらうことが 目的となる

タダではやらなくなる。


「好きなことを続けられるだけの報酬を得る」のが目的だったのに
稼ぐことが目的になってしまう。



よくある話だけに、個人的に刺さったのでした。

 

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