日本の夏 親バカの夏。 | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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息子に初めての彼女ができて その恋が無残に散ったとき

わたしが思った正直な気持ちは
「ああ・・・あの娘、わがままだったしねえ」だ。

思っただけで言わなかったけど。





そして息子が第1志望の受験が不合格だった時も
初めてのアルバイトに応募して 不採用だったときも

「うちの子の何が気に食わないっていうのかね・・・燃やしたろか」と思ったYO。



教員をやってる友人が「先生になりたくてなったわけじゃないけどさ 公務員は手堅いし」
という言葉には 「だよねー」って言えるのに

それが息子の担任の言葉だったら「なんだと もういっぺん言ってみろ」となる



ま、思っただけで以下同文。






ある日 仕事から帰ると 翌日に進路がかかった大切な試験を控えた長男が半泣きになっていて
事情を聞くと「明日受けるはずの試験の願書が封筒ごと見当たらない」という。

「なんでこんなギリギリになってそんなこと言い出すの!」
「どうしてしまっておかないの!」
「いつまであったの?ちゃんと思い出しなさい!」とさんざん怒鳴り散らしながら必死で家中探して
夜なのに担任にも 学校にも連絡して 大騒ぎになっているところに

深夜に飲み会帰りの夫が「受かりますようにって 神棚に置いておいたんだよー」って
のんきに酔っぱらって言った時が 怒りのあまりに過呼吸で倒れたステキな思い出。

朝方まで探しまくるわ 母ちゃんぶっ倒れるわ メンタルボロボロすぎ
それでもそのまま試験を受けた息子すげえ(お察しだとは思うけど 試験には落ちた)





子ども嫌いを公言している私だけど
「でも うちの子は特別」っていうのはこういうことかと。


自分の遺伝子を残そうとする本能だというけれど それにしたって この
子どもの喜ぶ顔見たさと
子どもの傷つく顔の見たくなさ ってばスゴイ。

まだ 傷ついてないのに 
まだ 泣いてないのに
この先 傷つきそうなこと 泣くことになりそうなことは 排除したくなるし


息子の前に立ちふさがるものは、道ばたの石ころですら 私に対する宣戦布告になる。


「へー」
「何事も経験だよ」って笑ってみていられるのは 他人事だからなんだけど

家族や親しい友人ほど 唇をかみしめないと なかなかそうは言えない。





季節が終わって枯れてしまった花の代わりに 
母が「これから咲くから!」と 何かと庭に植えていく。
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抗がん剤飲んでるのに仕事なんかさせて!と 
夫に聞くに堪えないものすごい嫌味を言っていく。

ばあさん うっとおしいんじゃ
いいかげんにしろや!!!、とは思うけれど

母も私のバカ親で

私がどうしてもなりたかった婦人警官になれなかったとき
夫に嫌味を言う口調そっくりに「よかったじゃないよ。向いてないし、最初から受からないと思ってたよ」と言っていたけど
不合格通知があってしばらく 生理が止まり、円形脱毛症になっていたらしい。



そういうのを聞いていたのもあって
7年前の大病がわかったときには 母にも息子たちにも知らせなかった。
「出張で留守にする」と言って1人で入院して 治療をした。

もしかしたら話さなかったことで傷つけてしまったかもしれないけれど。


たまに息子たちが 私を気遣っていることに なんとなーく気が付くことがある。
聞いてほしいなら聞くけど 

兄弟だけででかけたり 
行先や帰る時間も言わないまま遅く帰ってくるとき
1人になってじっくり考えたり 
私じゃないほかのだれかに聞いてもらったりもしているんだろう

私が一番うまく話を聞ける自信(笑)があるのになあ。
私の知らないところで 勝手に解決しちゃうんだなあ。
そういうの、さびしい気持ちはゼロじゃないけれど 
自分で選択できる立派な子の母である自分を うれしくも思う、複雑な気持ち。
やっぱり親バカなんだろうなあ。



たぶん、お互いに 
想っている気持ちの半分も伝わらない。

だけど もし許されるのなら
わかってほしいのは 「君が大切だよ」っていうことで
わかりたいのは「私は大切にされているよ」っていうこと。




夏休みに入って 高校3年生の親戚の子が泊まりに来ている
中学受験も 高校受験も 第1志望には入れなかった子。

大学こそはうまくいってほしいってご両親は応援しているんだけど
本人が夏期講習を拒否したことにイライラしているんだよね。


本人なりに悩んでいるのも がんばっているのはわかっているんだけど
やっぱりのんきに見えて 心配ばっかりで怒鳴り散らすお母さんと関係が悪化してしまった。

「お母さん これ以上 君を傷つけたくなくて 本家に行けって言ったらしいで」

「・・・母さん コレステロール高いのに残業増やしてるんだ。俺、大学行かないで就職してもいいのにな」

「私立中学受験まで考えていた親が 高卒で就職に手放しで喜べないよねえ・・・」

「そうだよねえ・・・」


子どもだって
親の喜ぶ顔が見たい
親が傷つく顔は見たくないのは同じなのだ。


たぶん、お互いに 
想っている気持ちの半分も伝わらない。

だけど もし許されるのなら
わかってほしいのは 「君が大切だよ」っていうことで
わかりたいのは「私は大切にされているよ」っていうこと。




わかったところで いうことは聞いてあげられないのだけど。

自分の好きに生きるって とっても自然なことだけど
ほんとに ほんとに 当たり前なことじゃないのだよ。



だから、ほんとに ほんとにありがとうね。
って恩知らずなまま 好きに生きていこうと思うのです。
 


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