闘病中は家族も楽しむべきじゃない? | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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ドラマ コウノドリでこんなシーンがあったそうな

NICUに赤ちゃんを残して旅行に出かけていた夫婦は、「先生たちいらっしゃるから大丈夫かなって」と悪びれず病院任せ。さすがに新生児科医の白川領(坂口健太郎)が注意。

「ここは託児所じゃありません。僕たちはベビーシッターでもありません。お子さんは早くここを出て自分のお家に帰れるよう頑張っています。ご両親からの愛情を楽しみにして、日々戦っていましたよ。もう家族なんです」

うん、一理ある。
痛みを分かち合う、支え合う、大事。
家族なんだし。



ところで、毎年 夏にうちの旦那さんが 幼なじみと嫁さんとか子ども抜きの 野郎同士の男のバーベキュー大会をやっていて

今年も開催のために準備をしていたんだけど 立ち消えてしまった。

「君塚さん家の奥さん、闘病中で大変なんでしょ?そんな時に…絶対許さないから」
とメンバーの奥様から激怒の中止命令が入ったという話で。

私は「何も考えてなくて、すいませんでした」と 皆さんから謝罪までされちゃいまして。


確かに、バーベキュー開催の予定日は、私が抗ガン剤でふせってる時期だった。

痛みを分かち合おう、家族なんだから。
患者だって1日も早く家に帰るために苦しい治療を耐えているんだから。
病院は人を預かる施設じゃない。

確かに、確かにそうなんだけども!




私が病気のせいで いろいろと制限があるからって
家族も同じ制限を自分にかせるっていうのもなー

私は 私を支えるためにも(申し訳ないけど、退院してからもできないことばっかりで 要介護状態になると思う)
家族には しっかり息抜きしてて欲しい人なんだけど。


むしろ私にはできないことを 私の代わりにいっぱいやってきて欲しい人なんだけども。




だから、旦那が消防団のみんなと行く正月明けの旅行は 絶対に行ってきて!と言ってるんだ。

こういうの、
正解なんてない。



しかもどの人も心からの善意だから またそれがややこしいんだよねぇ