最高神ゼウスの贈り物 | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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君塚由佳です。

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人は誰でも パンドラの箱をいくつも抱えています。

降りかかった災難から逃げることすらできなくて 絶望しかなくて
でも、絶望はしたくなくて 鈍感になることでしか自分を守れなかった

そんな過去の自分が作りあげたパンドラの箱。

いわゆる「感情にフタをしていること」なんですが。

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私も、たくさんのパンドラの箱を持っていました。






たとえば

はたらくということ、

異性と付き合うということ、

友達とは

お金と幸せ

自分とは何者なのか

両親について。








自分なりの答えにたどり着く間に経験した たくさんのこと。
学びや 出会い、大きな喜び、小さな喜び、大きな災難から 小さな災難も。

経験も少なく 幼く どうにもできなかったことは
パンドラの箱に詰め込んできました。
(実際、英語では「とりあえず その話は置いておいて」 という時に、箱(Box)にしまっておくという言い方もよくします。
この「箱(Box)」は、パンドラの箱を意味しています)


その時は、そうするしかありませんでした。








そのパンドラの箱を開けたとき、
押し込まれ熟成し 成長した「災難」が溢れ出します。


ありとあらゆる汚物です。
そりゃあ、もう絶望しかないです。

自分にも、他人にも、心の底からガッカリします。


私の場合、「お金と幸せ」の箱は ほんっとにひどいものでした。
お金と安心が あまり関係がないことに あんまりだと ひどく落胆しました。
この先 どうやって幸せになればいいのかわからなすぎて 生きる気力も無くしたくらいです。



「両親について」の箱も、恐ろしく時間がかかりました。

育った家庭を飛び出して  結婚して新しい家庭を持てば片付く問題だと思っていたら
それはやっぱり 「とりあえず その話は(パンドラの箱に)置いといて」にしかならないと気が付いたこと

「両親と自分」のように  恋人や、親友など あらゆる親しい人間関係で 同じようにパンドラの箱を作り続けていること





そのことに手をつけ始めたのは もういい大人になってから(笑)

押さえ込んだフタをコントロールなんかできなくて、

「私は虐待されて育てられた!謝ってよ」と手紙を送り付けたり
大泣きしながら抱きついたり、怒ったり  


それに 反応して 母も 私に対してフタをしてきたことをぶつけてきて
お互いに  八つ当たりだったり 被害妄想大爆発、
災難と汚物の大開放、ちょっと休憩を挟んでみたり、距離を置いてみたり。

絶望の日々。






これね、パンドラの箱のフタを開いてしまったら、
もう、全部出すしかないです。
どれだけ時間がかかっても  どれだけ手間がかかっても。


もう、今の自分なら 向かい合う準備が整っているという合図と共に
フタは自動で開いてしまうのだもの。



で、
必ず箱の1番底には「希望」が入ってる。
その「希望」が あなたの自分なりの答え。





私ね、何度か母や父のことを 文章にしたことがあったんだけど

嬉しかったことを  正直に書いても 「なーんかキレイにまとめた」感じだし
悲しかったり 切ない気持ちを そのまんま書いても「お涙ちょうだい」感がスゴイ。

言いたいことが書けてない。言えてない。
まだまだ 「両親についての箱」には底があるのだとわかる。






「異性と付き合うこと」「お金と幸せについて」のパンドラの箱を片付けた身としては
わかるんだよね。

何を言っても、書いても、罵倒しても、それが文句でも愛情として弾けるはずなのに。



だから、もっと もっと 母と 取っ組み合いをしよう。
自分のまっすぐな気持ちにたどり着くまで。


どんな決着になるかは問題じゃなくて、
それこそ両親がもう亡くなっているとか
切った方がいい親子の縁もある。


相手がどうこうではなくて
フタしてきたのは自分の気持ち
パンドラの箱のありかは自分の中なのだから
たどり着くのは「自分のまっすぐな気持ちという」希望。


それが、できた!と 実感できた時があったのですよ。



当たり前だけど 母は相変わらずです。
だってさ、母は母だもの。変わらないよね。

悪いけど 私も私でしかいられないから、変わらない。
どうにも母がうっとおしくて  絶対に いっしょには住めないな。




でも、どんな私でいられるかは決めることができた。
「おかあさん だいすき」な私。


どんな母でいるかも、そりゃ あの人の自由だもの。
心配性で、押しが強く、相変わらずすぐ泣くけど
私の知ったことじゃない。
でもね、私は「おかあさん だいすき」って言いたいから 言うんだ。
これが私の「まっすぐな気持ち」で「希望」だった。



1日おきに 苦手な母が面会に押しかけてくるような
家族以外面会謝絶の無菌室に入らなきゃいけない白血病は最高の贈り物でした。


》おとうさん おかあさん ありがとう
https://ameblo.jp/motto4976/entry-12326400956.html




パンドラの箱ってね、
ギリシャ神話によると もともと人間の男しか存在していなかった 神々によって作られた人間の世界があって。

それをよしとしなかった最高神ゼウスが 息子たちに 人間の女を作らせたそうなのです。


その女にゼウスが命を与え、そして 「全ての神からの贈り物」 という意味の名前を付けました。
それが、「パンドラ 」です。

パンドラを、地上の人間の世界へ連れて行く際、ゼウスが一つの箱を渡しました。
これが「パンドラの箱 」だそうですよ。



押し込めてきた感情は
最高神ゼウスが持たせた 大切な箱。
あらゆる災難と希望という 最高のものが詰まってるんだね。