代替療法のこと。 | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

お金のこと 仕事のこと 暮らしのこと
豊かに幸せに 最高の人生を創りましょ

おかげさまで 一時退院できました!
ありがとうございます

3週間、家で療養して また一カ月無菌室でつぎの抗がん剤の治療が始まります。


暑いけど 家にいてもゴロゴロしてばかりでなーんにもできないけども。

やっぱり家がいいなぁ。

自宅に帰ってまず最初にしたのは
友人・知人からいただいた 
なんちゃら水素水とか 
うんちゃらサプメントとか
おんちゃらアガリスクとか プロポリスとかとかの返送作業。

ガンが消える(「ガンが治る」だと薬事法に引っかかる違法行為だそうで)グッズのあれこれ。

どっかの気功院のパンフレットもあったなー
抗がん剤で殺された?とかいう本(よく見たら自費出版っぽい本だった)


化学療法を受けなかったけど
病気が治ったよ!とか
コレで奇跡が起きたんだよ!という話は美しいかもしれないけれど

個人的には「よかったねー!」と一緒に喜んであげることしかできないし
喜んだからと言って じゃあ、自分はどうするかというと

それは別の話なんだな。


仕事の仕方でも
家族との向かい方でも
夫婦関係のことでも
自分自身の生き方でも

他の人の話は参考にはするかもしれないけれど 私の仕事で 私の家族で 私と夫の夫婦関係で 私の生き方なんだから

私が決めることだと。
私以外に責任を取れる人はいないのだから。


今回の病気は
一刻を争う状態で、

治療法をいろいろ調べて セカンドオピニオンを受けたり
実績のある病院を探して…とか
何もかも選べる状態ではなかったのだけど

{821DFC7B-BC61-4BE7-83F8-C68745923F75:01}


だからこそ、担当してくれた先生を信頼して 私の命を預けることにしました。

化学療法や、輸血やその他もろもろ 同意書を求められることばかりだったけれど

幸いなことにチーム医療を実践している病院で、主治医の先生だけでなく サブの先生が2人付いてくれて 3人で多角的に診断してくれています。


もし選べるなら 選択肢をできるだけたくさん用意してもらって 私に決めさせてもらって
(一時退院のことも 先生たちとも 受け入れ側の家族とも ずいぶん話し合ったのです)

苦痛があるなら 何か解決方法はないか とにかく探してもらって

リスクの説明も受けて、「最悪、こんなことが起こりえます。悲しいことに、何件か事故が起きています。でも、それが起きないように全力を尽くします」と言ってくれる人たちと 一緒にやっていくことを選びました。
{C6C0AC2D-9694-47B5-B1C8-B61401E068A3:01}


で、家族にも「医療情報について ネットで調べないように。わからないことがあったら、全部先生に聞くように。そうやって信頼関係を築いていこう」と伝えました。


だって、この先生とやっていくと決めたんだから。



悪いんだけど、私の人生は病気だけでいっぱいにするには長すぎる。
病気でも やりたいことはあるし できることはたくさんあって、

病気だけでかかりきりになれるほど ヒマじゃないんだよね。

それがどんな病気であれ、私の人生は続いている。

「治療に専念する」なんて 私の感覚では とんでもないこと。

だからこそ、病気に関しては 安心して任せられる人が必要なんだよー!

その相手を、先生に選んで その他の人は選ばなかった。

その他の人を信用できないとか 好きじゃないとか、そういう意味ではないんだけども。そこまでわかって欲しいとは思ってないけど。



まあ、副作用が起きないようにとか 補助的な役割を果たしてくれるようにと いろいろ 「奇跡を起こす サプメント的なもろもろ」はあるかもしれないけれどね


正直、治療で ウンザリするくらいの錠剤を飲まなきゃいけないのよ。

{19418EEE-C66C-45F2-BD57-B072642B8792:01}


それに加えて「身体にいいのだから 浴びるほど飲め」と言われても …ストレスだわぁ…

しかも どれも高額で、年単位の治療の中で  続けていくには 肉体的にも 金銭的にも負担が大きくてですね…


私的には 無理。




前の大病の時も

そして 東日本大震災の時も 同じことが起きた。

震災の時は 近くの石油コンビナートが爆発炎上して避難勧告も出たし、油を含んだ黒い雨が降っているというデマも全国的に流れたのもあって

「デトックスできるから」
「これさえ飲んでいれば大丈夫だから」と いろんなところから いろんな代替療法グッズが送られてきて


心配してもらえて
気持ちは  すごく嬉しかったし
ありがたかったので

やっぱり使わなかったけれども
いらないからってつき返すのは いくらなんでもやりすぎだと

お礼だけ伝えて たくさんの気持ちだけは受け取ったのでした。



ところが、まあ、
それだけではすまなかったのですよ


「病気が完治した話を みんなの前でしてほしい」
「地震の影響を心身共に乗り越えた話を今後伝えていくことは あなたの使命だ」

ということになってしまって

「気持ちだけはありがたく受け取っだけど、申し訳ないけども
実はノーサンキューだったから
病院の治療しか受けていないし
震災の時も特には…」

と 答えたところ

「恩知らず!!」とトラブルになったんだよねぇ…



いいものであると自信があるだけに
化学物質や人工的に作られたものは毒で自然なもの?がいいと信念があるだけに
しかも私のことを想っていただけに
その怒りはすさまじく。


そんなことがあったので
不義理ではあると思うけれど
「私は使わないので 他に必要な方に回してください」と返送することにしました。


今回も なんか小林麻央さんとかを 持ち出して「彼女が亡くなったのは抗がん剤を使用の影響なんだよ(そうなの?)」と 長い長いお手紙をくれたりした方もいたけれども

治療を始めた時の状況にもよるし
抗がん剤もホントにいろんな種類があるしね
薬の効果や副作用も 個人差が大きいから 何とも言えないです。


誰に何を言われても、どんな情報があろうとも

結局、自分の体のことで 自分がかかった病気で この先、生きて行かなきゃいけないのも自分なんだから

どの人も どうするかは
自分で決めることだと思う。


私はお医者さんに
全面的に任せることにしました。



私とは違う選択をする人もいると思うけれども

だから、好きにすればいいんだ

その人の正解は その人にしか導き出せないのだから。

{D40707CF-FFBC-47CB-836A-74277B235E63:01}