人が人であるために | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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君塚由佳です。


自宅の離れに、ズズメバチが巣を作ったそうで
旦那さまと息子たちは 駆除してくれる業者探しに大わらわだったようです。



子どもたちが遊ぶ公園や 農業倉庫に大きなハチの巣ができたことがあったけれど


結婚してあの家に暮らしてもう25年たつけど、リアルに人が住んでいる家に堂々と巣を作られたのは
私の記憶ではなかったな、そんなの。



もとも離れは 大じじと大ばば(旦那さまの祖父母)がいて、2人が介護状態になってからは
納戸として使っていました。

めったに人がはいらなくなり、たまに風を通すくらい。
そうなると 一気に痛み始め、畳がブカブカと腐ったり、急に雨漏りがし始めたので、あわわてて修理して


あわてて机や本を運びこんで
私が仕事部屋に使うようになったのね。


福島の避難区域でも、人が住まなくなった住宅が たった半年や一年足らずで屋根や壁が崩れていっている映像を見たけれど


「家」というものは 人が住んでこそ 家として存在するものなんですねぇ






「もー、あなたが ちょっと留守にするとコレですよ」


旦那さまがボヤいております。

たかが一週間 家を出あけた間のことなので
ただのぐうぜんだとは思うけれども


誰かの息づかいは 土地に根を下ろしては 何かを作って保っているのかもしれません。



そのつながりや 守りが薄れていくと  虫や鳥や草や土や 風や雨が ゆっくりと家を崩していくのかもしれません




「家というのもは 人が住んでこそ成り立つ」ものなら

「人というものは なにかあってこそ成り立つ」ものなんだろう




やっぱり人なのか 愛や希望なのか    はたまた仕事なのか

それがなくなって 人としていられなくなってしまったときに
荒れて  崩れて 平らになったとき  何が残るんだろう



私がこうして 崩れずに なんとか人としてのかたちを成していられるのに
どんな守りやつながりが複雑に絡んでいるんだろうね