つくば万博 行きました？
（なつかしー）
昭和60年
1985年 当時福岡県に住んでいて 私は小学生でした。
修学旅行は つくば万博。初めて関東に上京して。
月の石に エキスポライナー 巨大なパビリオン
「科学万博」と呼ばれた会場は 何を見ても 目がくらむほどの衝撃で
そこには理想の未来がありました。
「やっぱり関東ってすげえ」と田舎者の私は感激し
自分の未来も輝いて見えたなあ・・・（笑）
それからほどなく中学生になってから 思いがけなく父の転勤で家族そろって関東に移住して
結婚し、小さい息子2人を抱えながら家事と仕事に追われまくっていたところに
16年前つくば万博の会場で「21世紀の私へ」と書いた手紙が祖母の家から転送されてきて手元に届きました。
20世紀小学生の私が21世紀の大人の私に書いた手紙は まぶしいくらいに未来の希望にあふれていて
私がなりたかった大人はこんな自分だったかしらと途方に暮れましたねえ・・・（遠い目）
子どものころやりたかったことや 夢はおぼえていたけれど、言い訳ばかりで消去法で未来は消えていき
大人になった将来の自分は 小学生のころ思い描いていた自分とあまりにもかけ離れていました。
将来の自分を身近に感じられないせいで、先のことを考えたキャリア形成や 健康管理、時間の管理に
マインドを整えることすらできないまま 年月だけが過ぎていたことにクラクラきちゃいましたね・・・。
夢をかなえた自分に迎えに来てもらおう。
プロジェクトを今すぐ立ち上げるべきか、お金は何に使うべきか
友人からのランチ会の誘いに応じようか、それとも予定通りスーパーに買い出しに行くか、そんなことまで 未来の自分に相談しました。
相談すると今の選択が将来に及ぼす影響をすぐに教えてくれました。
将来の私はダイエットは 食事を制限することよりも 水分を大量にとることと糖質を半分にすることを提案してくれました。
予定通り ストレスなく17キロの減量に成功することもできましたよ。
将来の自分とつながりが深くなればなるほど 「いま」できるかぎりの最高の自分になろうという意欲もわいてきます。
私は 目標を達成するのに 努力や 覚悟や 本気、才能はあまり関係ないと思っています。
一番大切なのは 夢を叶えることに関係ないことを排除する 集中力。
人生は選択の連続です。
今を生きることと
刹那的な欲望に呑まれて 自分にとって一番重要なことを後回しにすることは違うはずだもの。
理想の自分と握手できる？
私も 手帳の毎月が始まるページに その時の私に向けて手紙を書いています。
つくば万博で 20世紀を生きている私が 21世紀の自分に向けて手紙を書いたように。
3月の私、何をしていますか？
今年の初め 自分とした約束を守ってくれていますか？
忘れていた初心を思い出したり
過去の自分から励まされたり。
資格試験を受けるときには 合格発表の日時に合わせて「試験はどうだった？」みたいなタイムカプセルみたいな手紙にしたり。
王様のブランチで紹介されたこんなアプリもありますよん
今からでも 自分とした約束を守りにいきませんか？