「好きなことを仕事にしたいシリーズ」もくじ全体からしたらお客様の数は１割くらいですが 起業の相談をいただいています。
やっぱり、というか 当然というか
「好きなことをしていきたいのだけど どうしたらいいか」という相談が一番多いんです。
好きなことを どの程度やっていきたいのかによって
しったほうがいい知識、身につけなくてはいけないスキル、収入を上げるための努力の方向は 全然違ってきます。
趣味として好きなことをしていくのだって けっこうお金はかかりますよ。
お金のかかる趣味って結構多いし
私にも 趣味にしかなってないものは多いです。
ほとんど毎週行っている映画だってそうだし、
博物館・美術館好きとしては 今年は豊作でした！年内にあともう１回「マリー・アントワネット展」行きたい。
一番お金がかかってる 大好きな本だって 旦那からは「月々５万円に収めてね」と言われているけど
今月はマンガ「ちはやふる」を全巻館買っちゃったし・・ドキドキ
夫は旅行が大好きで、車も大好き。
次男も免許を取るのでちょっとかっこいい車を中古で あれこれ物色してます。
ファッションが好きな人は 新作の洋服が気になるだろうし
好きなコーヒーや調味料をお取り寄せするとか
私の友人にも 劇団四季や宝塚などのお芝居、観劇の熱狂的なファンもいて
アウトドアでこだわりのツールを集めたい人、家具を手作りしたいDIYマニアも増えましたね。
「食うにも困ってる」とか「生活がカツカツ」というのなら こういった趣味だってそれどころではなくなりますね。
ちょこっと作ったものをバザーやイベントで売るとか
自宅でたまに開くお料理教室に 地域の人が集まれるようなイベントの主催
子どもが学校に行っている合間にやる レンタルサロンでの施術
週末の副業で始める カウンセリング
それだって 最低限これだけのものがないと。
・家族の理解を得て応援されるだけの 家庭の再構築
・お友達や仲間が作れて、人間関係のトラブルに対処できるだけのコミュニケーション能力
・生活がやりくりができるだけの家計・会計の知識
・スポーツやダンスなど 一人よりも団体で取り組む趣味なら仲間
・少額でもお金をいただくのなら売り物になる程度の熟練度
口の悪い人は「趣味起業」とか「ママ起業」「なんちゃって起業」なんていうけれど
けっこう大変なんですよ。
好きなことを職業にしなくても
最低限でもこれだけのことが必要になってきます。
これができないのなら
お金のかからず 一人でできる趣味しか手を出せないでしょうし
いっそ「働くのが趣味」にできるように やりがいのある仕事を探してみるのが一番。
「組織が向かない人」は 好きなことを仕事にするのは あんまり向いていません。
できないとは言わないけれど、ものすごく苦労するのは覚悟しておいたほうがいいです。
なぜなら 好きなことて食べていこうと思ったら
あなたのことを 支援してくれる人が 数百人規模で必要だからです。
それってどういうことなのか 続きは明日。
