好きなことと 働くこと

「好きなことを仕事にしたいシリーズ」もくじ


「好きなことを仕事にするにはどうしたらいいですか」と聞かれることが多いので
しならくそのネタでお話をしていこうと思います


ちょっと前　経営の勉強をしていたころ　一番読んだ本です
日本でいちばん大切にしたい会社/あさ出版

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この本の中に　日本理科学工業っていう会社が登場します。
従業員の７割が知的障碍者であり　その半数が重度。

業績は右肩上がりで　高い利益を出している会社です。

その社長さんがこんなことを言っているんです。

「人間の究極の幸せは４つあります。１つ目は、人に愛されること。２つ目は、人に褒められること。３つ目は、人の役に立つこと。４つ目は、人に必要とされること。だから障害者の方たちは、施設で大事に保護されるより、企業で働きたいと考えるのです」
>>全文はこちらでも読めます

幸せにはいろいろあるけれど　私はこの社長さんの価値観にものすごく近いのですよ。
「仕事の中に“究極の幸せ”はある」と。



だから、「働かずにすむのなら　働きたくない」「仕事は生活のために必要なもの」という価値観は理解できるけれど　どうしても共感できなくて。



そういう私みたいな人は「好きなことで食べていく（仕事にする）」レベルを超えていると思うんです。

仕事だけじゃなくて　人生そのものを「好きなこと」にささげようとする。



例えば宝くじが大当たりしても　
なぜかスポンサーが現れて「君の好きなようにお金を使ってくれていいよ」と無記名の小切手を与えられて　全然働く必要がなくなっても　たぶん　働いてる


なんだか今日は楽しくなくても　やる気がないときにも　もう手が止められない。

そういうのって「ライフワーク」（生涯を通してやり続けること）に人生ささげてしまっているっていうこと。



「私、死ぬまでこんなことやっていそうなんだよね」
そうやって苦笑する友人が増えてきました

組織でないとできないからサラリーマンだったり
小回りの利く小規模でないとできないことだから　独立していたりするけれど。



ライフワークとパートナーシップには深い関係があると教えてくれたのは　
「ユダヤ人大富豪の教え」を書いた本田健さんでした
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)/大和書房

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「あなたが大切なあの人と築いている関係は　ライフワークとの関係に　そのまま出る」ということ。



そのころ、私は　好きなことを仕事にすることは　なんとかできていたけれど

やっぱり仕事となると　当然いろいろあるわけで。
トラブルの対処や　時には理不尽な要求を飲んだり　休みがぜんぜん取れなくてすり減ったり。

好きなことを仕事にするのは本当に幸せなことなのかって　空を見上げる毎日を送っていました



そして　家庭でも。

「一番好きな人と結婚できる人は　実は少ないのよ」そんな話を聞いたことはあるけれど
その割にはしんどいばっかりでした。

夫の両親と祖父母、さらにはその上のおばあちゃんまで同居。
にぎやかなのは好きだけど　ちょっと気が休まらなくて。

別に意地悪されるわけではないし　むしろ良くしてもらってるけれど。

「左利きなの？刃物とか危ないから　そういうときだけでも右手を使ったほうが・・」
成人してから　そんなこと言われるとは思ってなかったよ。


通りすがりのおばさんに声をかけられる「ここのところ、帰り遅いね。」
こういう　田舎特有の密度の濃い付き合いにも　なかなか慣れなくて、同年代の人なんていなくて友達もできないし。



「私は　本当に好きなんだろうか」
「これでよかったんだろうか」

家庭でも　職場でも　そんなことばかり思ってたのでした

つづく

あなたの「私には夢があるんだけどなあ・・・」な　ため息を解決します　
実現力開鍵レッスン　君塚由佳


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ゆほびかGOLD「幸せなお金持ちになる本」で
幸せなお金持ちの一人として２度にわたり取材を受けました