ほんとうの友達は何もしてくれない人 | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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ごきげんいかがですか?君塚由佳です。

「雨天の友」はブログの記事にもしましたよ


いやーたくさんの反響をいただきました。ありがとうございます。
全部のお返事を書くのに丸2日かかりましたー

たくさんのご質問や感想をいただきました。
一番いただいた質問をここで分かち合いたいと思います。


一番いただいた質問は
「雨天の友の彼女には 具体的からは、どんな助けがあったんですか?」というもの。

そうだよねえ。
どうにもならなくて とにかく助かりたくて
変な人、めんどくさい人、奪う人、クレクレ星人、エネルギーバンパイアになっていた私からは
友達もできましたが たくさんの人が去っていきました。(あたりまえだけど)


そして助けてくれた心優しい人とは ほとんどが共依存の関係になりました。 
「私の本当の気持ちをわかってくれるのは あの人だけ。あの人がいないと 私は生きていけない」っていう関係ね。
もーそれは 完全な妄想で 夫も子どもも 父も母も そしてもちろん友人もいたのに そんなことを思っちゃうの。

誰かに必要とされたくて かわいそうな君塚をほっとけない 優しくて 責任感が強くて 
そして自己重要感を満たしたくて 誰かを心理的に支配したい状態の人と

自分のみじめな気持ちから逃げたくて かまってもらいたくて 
欠けている自分のさびしさを 他人で埋めたい私。・・・・・そりゃあ、「割れナベにとじブタ」でピッタリなわけなんですけれど
けっきょく お互いつぶしあうことになって 長くは続かない。


まあ、もともと 友達を作ることには苦手なんだけど
友達っていうのは 「困ったときに助けてくれる人リスト」じゃないんだって そんな当たり前のことも知らなかったよね。

え?助けないの?友達なのに???
ってビックリした人がいたらごめんなさい。

いろんな関係があっていいとは思うし、どういう友達でもいいとは思うけれど

言い換えれば「困ったときの保険のために友達でいよう」っていうのは
少なくとも私はノーサンキューですわ。


自分なら 絶対にそんなことを言ってくる人とは友達になれないのに 人には要求してた。ひどいね。
悲しくてたまらない時に「こんな時に 話を聞いてくれる友達がいてくれたらな」って思ってたし。


結局 私のことを助けてくれたのは 何もしてくれなかった人でした。

厳密にいえば 何も手を貸してくれなかったし 何も教えてくれたわけでも 
アドバイスをくれたわけでもないけれど
どんなに私がみっともない姿でも見守ってくれていた人。

私の雨天の友は スピリチュアル鑑定士の中島佐紀子さん

彼女とは10年来の友人で、家族ぐるみのお付き合いです。

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ぶっちゃけると彼女は 仕事モードの時はちゃんと人の話を親身になって聞くけれど
ふだんは 全く人の話を聞いてなくて 私がぜんぜん話についていけなくても
(彼女の話はたいてい私が興味のない話なんだけど)おかまいなくしゃべり倒す人。
私は 話を聞いてもらったことなんて・・・あるのかなあ・・・・・そういう人。

何かしてもらったこと・・・あるのかもしれないけれど
彼女は人が望むことよりも 自分がしてあげたいことを人にするタイプなので
だいたいズレてる。
(とっても礼儀正しい人なんだけど 気の使い方もちょっとズレてる)

だけど、私が「こんなことをやりたいんだ」と話していても、絶対に笑わない人だった。

私、借金だらけで 自己啓発セミナー受けまくってもぜんぜんうまくいってなくて
口ばっかりでかいことを言って ぜんぜん行動できない人だったのに そのころからただの1度も。

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雨の中で傘も折れて ずぶぬれでみじめにドロドロになって泣いているとき



わざわざ自分の傘をへし折って一緒に濡れて「ね、あなたの気持ちがわかるのは私だけよ?」というのが雨天の友じゃなくて
一人用の傘にむりやり2人で入って 「やっぱり2人じゃせまいね。寒いね。しんどいね」って一緒にガマンするのも雨天の友じゃない。

たぶん、一番つらいことをしてくれた人。
自分は傘をさしたまま ドロドロでうずくまっている私の近くで ただ立っていてくれた人。
どんなに目も当てられない姿になっても 見ていてくれた人のことを 雨の友っていうのかも。
ただ黙って側に居ることは無責任なアドバイスをするよりも勇気がいることだから。
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実は中島さんだけじゃなくて 雨天の友は ほかに何人かいます。

家族にはものすごく迷惑をかけて 健康保険が切れて病院に行けなくなったり
生活レベルがとんでもなくなったり 督促状もいろんなところから来たけれど 誰も文句を言いませんでした。
そんな借金だらけでも私はセミナーに足しげく通っていたけれど だれも止めなかった。
旦那さんやお姑さんたちは「どうせ行ってもわからないし とことんやらせよう」と話し合っていたみたい。
すごいよね。


仕事でメンター(師匠)と尊敬している人もいるんだけど
「助けてください、私はどうしたらいいですか」って電話したら
「俺がうまくいった方法が 君もうまくいくとは限らないしなあ・・・」と冷たく切られたことがあって
ずっと後になって「すごく悩んでいたし 万が一にも自殺なんてしやしないよなって ずっと心配していたんだよ」と涙を流されました。 
それでも こいつはだいじょうぶって 断腸の思いで電話を切ってくれたんだね。


ほかにも 心配してくれた人、心配しないで信じてくれていた人、
見ていてくれた人 見ないふりをしていてくれた人 そんな人が実はいたんだって すごく後になってから知りました。

私は自分のことでせいいっぱいで きっと何も見えていなかったんだね。
わかりやすく手を貸してくれたり 助けてくれる人ばかり追いかけて つぶしあって
それで「私は孤独だー」って泣いていたって ほんと 茶番だわあって 笑えるけれど。


雨天の友は作ろうと思ってできるものじゃないかもしれないです。
とりあえず、私の場合は そうでした。
振り返ってみたら 結果的にそうなっていただけで。

今も、何もしないけれど いつも見て 心から応援している人はたくさんいます。
もしかしたら本人には気が付いてもらえていないかもしれないし 
この先も気持ちは届かないかもしれないけれど。

やっぱり私は 友達って 困ったときに助けてもらうための保険のためにいるわけじゃないと思うから。
このままただ黙って側に居て見ていようと思うのです。
きっと、それが一番力になると思うから。