今日は、ツムブリ(Elagatis bipinnulata)の紹介。ブリ似たこの魚、綺麗な青色の1本の横島がはいっています。大きさは1メートルにもなる魚ですが、小さいものは独特の磯の香りがして美味しくはないです(個人的見解ですが)。僕には嫌な思い出があり好きではない魚です。この魚を知らない頃、商人のおじさんにこの魚は美味しいのかと聞いたところ「うめぁあで~」の一言。(方言ですが「美味しい」と言う意味です。)大きいものが美味しいとの事なのでセリ場に並んでいるツムブリの中から大きそうなものを選んで刺身にして食したところ、ほっぺたの横の辺りがしびれるような寒い感覚を感じるほど美味しくなかった。だまされたと思いおじさんに言ったところまたしても「おみゃーの口がかわっとるで・・」と(あなたの口が変わっているのと違う?」との意)言われました。もう二度と食べるかこの魚!
 しかし、この魚は見る分には綺麗な魚で、英語名ではrainbow runnerと呼ばれるほどの魚です。やっぱり僕にはゴチゴチした厳つい汚らしい魚があっているなぁ。
 久しぶりに登場するのは「カイワリ」。紹介する立場で言うのも可笑しいけれど平凡すぎるかなぁ。僕の港では底引き網漁にかかる魚です。アジ科の魚で光を当てると目が光る事から「メッキ」と呼んでいます。安い魚ではあるのですが未だ食べた事がありません。グルメになんないですね。
 こんにちは。ご無沙汰をしていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 今回は面白い「タコ」が港にあがったので紹介したいと思います。僕も調べるのに時間がかかりました。調べると「アミタコ」と言うタコで暖かい地方に生息するタコだそうです。ですから、「アミタコ」と断定しづらく時間がかかりました。見た感じはタコの奇形かなぁと言う感じで、気持ちの良い物ではありませんでした。胴は卵形で裏面にはフグの皮にあるような棘があり触るとちょっと痛い感じがします。足は細長く8本あり内2本はアオリイカのように先端部分が平べったく触手の様な感じがします。・・・感じ・・・感じ・・・で上手に説明できませんが。簡単に言うと、子供にタコの絵を描かせたらこんな感じになるでしょうか(上手い説明ではないですね^^)。結論!食べたい気がしません。今日はグルメの食材ではありませんでしたm(_ _)m
 ご無沙汰しております。今宵はブリです。ブリと言えば「寒ぶり」!季節物ですね。刺身、ぶりシャブ、ブリ大根等・・・。この時期なにをしても美味しい魚です。かに、ブリ冬の味覚の王様ですね。僕の港でも獲れ始めました。まだ、小さめですが逞しいその姿はこれからの楽しみを感じさせるものがありました。
 皆さん、ご無沙汰をしております。時間が中々取れないもので更新が疎かになりがちになっています、すみませんm(_ _)m。
 今日は「エビ」です。エビと言えばカニと同じくらい、日本人が好きな甲殻類に入るのですがこのエビ、ちょっと変わっているでしょう?「ウチワエビ」って言うんです。カブトカニに似た感じのエビですが結構刺身にしても、焼いても美味しいんですよ。この他に僕の港では「クロエビ」「甘エビ」「シマエビ」「ボタンエビ」「オニエビ」「セミエビ」「シロエビ」など等、結構沢山の種類のエビが水揚げされるんです。写真でパネル形式で紹介したいんですが・・・。この中でも人気があるのは「クロエビ」「ボタンエビ」!です。クロエビは甘みのある濃い味のエビで、見た目はパッとしないんですが最高ですね。よそでは、ガサエビ、サクラエビ、などと言うのではないでしょうか。ボタンエビは、刺身より塩焼きにして食べたいなぁ。考えただけでよだれが出てきそうです。量は獲れないですが、この様に沢山の種類のエビを楽しんでいます(^^)
 皆さん、ご無沙汰しております。忙しい中にも、このブログのことは気にはなっていたのですが・・・。こんな、田舎らしい光景を撮って見ました。普通のセリ場(特にカニのセリ場)では、子供がうろちょろするのはいけないことでしょうが、僕の田舎では許されるんですよ。(地元だからでしょうか)しかし、わが息子ながら怖いもの知らずですね。カニを触っているんですから。大人だったら怒られてしまいますよ(^^;。この先が楽しみです・・・親ばかですみませんm(_ _)m
 こんにちは。今日は「松葉かに」の解禁にちなんでカニを紹介します。ご覧になられているのは、松葉かに・・・間人かに(たいざかに)です。越前かにと並び賞されている高級かにです。「どっちの料理しょう」にも紹介されたカニですが、僕の港ではこんな物まで水揚げされるのです。一つの風物詩で、この時期になると子供から大人まで港に降りてセリ風景を眺めたものです。今では、各テレビ局、記者、観光客、帰省客で賑わっていますが・・・。
 今日のセリ状況は、相場自体は例年に比べておとなしい感じがしたのですが相対的にカニ自体が小さめだったのでやや、高い感じがしました。コッペかに(セイコカニ、セコカニと言いますが)は例年に比べて安い感じがしました。皆さんは祝儀相場などと言って高いんじゃないかと思われているかもしれませんが、実際のところは、コッペカニは最初のほうが沢山獲れるため案外安くなったりするものなんですよ。オスの松葉カニは最初は漁師さんが量の獲れるコッペかにを獲るので量的に少なく高い傾向にあります。ですから、オスの松葉カニは11月中旬の頃、メスのコッペカニは11月初旬の頃が狙い目ということですね。参考にしてください(^^)
 今日は磯魚の帝王、イシダイ(Oplegnathus fasciatus)の紹介。釣り人なら一度は大物を夢見るはず。そんなイシダイの紹介をします。画面に出ているものは大きさ3kgもある大物。僕も今まで見たことがございませんでした。これは釣りの漁師さんが釣られたものですが(さすがプロですね!)、その泳ぐ様は威圧感たっぷりの迫力が有ります。この魚、身の色はご存知白身で硬く2日、3日ねかして食べると甘味、旨み、脂が出て美味しくなります。このような大きいものならば薄造りで、本ワサビを張込んで食したいものです。
 こんにちは。今日は愛嬌のある魚?「ハコフグ」の紹介です。時々定置網にかかってしまうのですが、何故か皆さん生かしてセリ場に持ってきます。理由は?それは単に愛嬌のある顔つきと動きをするからで、殺す事ができないそうです。・・・確かに。文字通りコツコツとした手触りですが、身は白身で美味しいらしい・・・。僕の町では食べた人が居ないので定かではないですが、文献にはそう、書いて有ります。このフグ成熟すると体色が青色に変化するらしい、まだ見たことがないのですが一度は見てみたいですね。
 今日は、シログチ(Argyrosomus argentatus)の紹介。僕の町では「クツ」、「イシモチ」と呼んでいる魚です。白身魚ですが小骨の多い魚です。ですから、骨切りをして、から揚げが一番でしょう。それに餡をかけたら美味しいのではないでしょうか。(すみません、それしか知らないものですから・・・)市場にも出回っている魚なので珍しくないでしょうが、食べ方も色々あるでしょう。美味しい食べ方を教えてください(^^)