天気も晴れたり曇ったりと、とりあえず雨が止んだようなので、バイクに乗って阿仁合にいる親戚のところに顔を出しに行きました。
ん？
何かバイクの調子がおかしい。
低回転でノッキングを起こします。
昨日まで何ともなかったのに何でだろうと思って色々と考えてみましたが…
雨か！
土砂降りだったもんなぁ…
マフラーに入っていったのかなぁとか考えていたら、以前見たホワイトベース動画が思い出されました。
多分原因これだと思います。
いつも長時間雨ざらしにはしないので、タンクキャップから水が入っていったのではないかと。
伯母の言う通り、隣の家の屋根の下に入れてもらうべきでした。しばらく走行したら治りましたけど、自走で帰れないのかと気が気でなりませんでした。
さて、私がバイクに乗り出した途端
雨
です。降ったり止んだり。
なんて日だ！！
親戚のところに寄り、役場に寄って友人に会い、感慨深い思いを噛みしめながら帰路につきます。
少年Ａ：こんにちは！
私：(えっ⁉︎挨拶ちゃんとできるなんて珍しい)こ、こんにちは。
少年Ａ：かっこいいバイクですね！
私：ありがとう！(売れなかったけどね！)
少年Ａ：これ、どのくらい速いんですか？
私：(新幹線って何キロ出るんだっけな…比較対象は…)300kmは出るよ。白バイより速いんだから！
少年Ａ：すげー！これ、白バイより速いんだって！
私：(ちと見栄張ってしまったな…白バイは出さないだけだもんな…)
少年Ｂ：おぉ！すげー。こんなかっこいいバイク見だごどねぇ。Ｈ先生のバイクもこんなのでねぇが？
私：(通勤でバイク使う先生いるのか…)
少年Ａ：どこから来たんですか？
私：東京だけど、もともとは秋田の人間だよ。秋田いいところだよね。
少年Ａ：自然がたくさんあっていいです。
私：(しっかりした子どもだなぁ…)大きくなっても秋田にいるといいよ。
少年ABC：うん！
もしこのやりとりを東京でやったら、
間違いなく通報されます。
うちの子に何かしましたか？
冗談抜きです。
私は仕事中、子どもに絡まれることがよくありますが、挨拶する程度にとどめます。また、自分からはなるべく声をかけません。
悲哉(かなしいかな)、そういう世の中になってしまいました。
以前はこういった光景が普通でした。
今は世の中が物騒になってしまい、昔では考えられない犯罪も目立つようになってきました。
知らない人にはついて行かない、話しかけない、もちろん当然のことです。
でも、人の心にも余裕がなくなってきています。それが子どもにも伝播しているように思います。子育てをしたことがない人間がこういうことを言う資格はないかもしれませんが、あまりにも住みづらい世の中になってきたのは間違いないと思います。
あれだけ人と話をするのが好きだった私。
東京に来てすぐ、こんなに人って素っ気ないんだなという事実をたくさん目の当たりにし、いつの間にか人との関わり合いを避けるようになってきた私。
良かれと思ってやったことが裏目にでることが多く、必要以上のことはしなくなった私。人の機嫌を伺いながら行動するようになっていました。
部下にすぐ大声出すようになってしまった私。そんな人間だったっけなぁ…
本当の自分じゃないよなぁ。
何でこうなっちゃったんだろう。
人生を色々と考えるいいきっかけになりました。
帰られる場所があるってありがたいことです。
荒んだ心を癒してくれた秋田という生まれ故郷。１年に１回は帰ろう。感謝感謝。