その阿仁合には北秋田市役所の阿仁支所があります(我々だと役場という言い方をしますけど)。また、阿仁鉱山があったため、昔はそれなりに賑わっていたみたいですね。
その面影を残すのが、阿仁異人館・伝承館となります。実は存在自体を知りませんでした。
ここにたくさん写真あります。
マタギの狩猟の様子を収めた映写はとても興味深い内容でした。
マタギスターシリーズ
08:55あたりから
異人館とは、技師として来日した外国人のために建てられた官舎であり、現在は伝承館と地下通路で繋がっています。ビリヤード台が置いてありました。
祝日にもかかわらず、お客さんは私ともう一人だけだったかな。
さて、根子番楽の資料もあったので、受付の女性に昔役場で働いていた友達の話を聞いてみたんです。そしたら、該当する人間がまだ働いているとのこと。20年経ってたので、さすがにもう家庭に入っていると思っていたので驚きました。その日はお会いできなかったんですが、実はひょんなことから翌日もここに足を運ぶことになり、友達と20年ぶりに再会することができました。
開口一番
白髪増えてとしょった(歳とった、老けた、年老いたという意味)なぁ。でも、変わんねぇなぁ(笑)
と言われてしまいました。
お互い歳はとりましたが、やはり顔はおぼえているもんです(笑)
思い出話に花が咲きますが、相手は仕事中です。大変にご迷惑をおかけしました。
その会話の中で、ちょっと興味深い話をしました。私が、ここらへんの素晴らしい観光資源をもっといろんな人に見てもらいと思い、色々と聞いてみたんです。
そしたら、
人がいること(特に若者)で解決できる問題もある
という話をしていました。
何を言いたいかというと、秋田は人口減少の割合が日本でも高い地域です。
その中で彼女は昨年3人目の子どもを出産したそうなんですが、仕事がないので秋田市や県外に出ていかざるを得ない人がいるのも事実です。
私も秋田に戻りたいという願望はありました。
今回里帰りしたことで、それはさらに強くなりました。
でも、定年まで働ける仕事に就き、東京の便利な生活に慣れてしまったのと、両親が極寒で降雪のある地域にはもう住めないとなると、現実は難しいです。
田沢湖からバイクで走って来る途中の田園風景、信号もなく車の往来もあまりないのでとても快適でした。ゆっくりと走る方が気持ちいい道路です。
休日の奥多摩や箱根なんか、車両の台数が多すぎて渋滞することもありますからね。
ライダーとして思うに、これほど走るのにいい環境はないと思います。東北っていいなぁ。東北の人にもっとバイクに乗ってほしいなぁ。絶対に楽しいよ。
まぁ、北国だから年の三分の一は確実に乗れなくなってしまうんだけれども。それがネックかな。
とりあえずふるさと納税でもしようかしら。