「幸せ」の反対語は何でしょうか?
僕はこう考えました。
「不安がある」ということです。
不安があるときは、落ち着かなくて、心もしんどいです。
人間は未来を想像できてしまうので、
未来のことを今の状況から予想してしまうのです。
今の状況が悪いと、この先ずっとこうなのじゃないかと考えてしまうのです。
1年前の今日と、今の今日を比べるとまったく違う状況になっています。
1年前あれだけしんどかったのに、今は全然違うのです。
不安は、常に未来のことに対してです。
「過去が不安なんです」という表現はできません。
また、未来であいまいになることほど、不安を持ってしまいます。
例えば、明日旅行をするとして、「雨が降らないだろうか」
ということも不安になります。
未来で曖昧でも、ほとんどの人は、
不安にはなりません。
天気予報がありますし、雨が降ったとしても、
対応がいくらでもできるからです。
「幸せ」の価値観として、
「お金」が基準になることが多いです。
お金があれば、不安はありませんし、
欲しいものがいくらでも手に入ります。
では、「お金がある」=「幸せ」は成り立つのでしょうか?
たしかに成り立つでしょう。
ただ、これは
「お金があるから不安がない」=「幸せ」ということでしょう。
もしお金が少なくても、生きることにまったく不安がなければ、
それは幸せだと感じます。
では、「お金があって、欲しいものがすべて手に入れられたら幸せ」なのでしょうか?
「欲しいもの」は、次から次へと生まれてきます。
もちろん、壊れたり使えなくなったりして、必要なものも出てきます。
衣食住に関しては、
「一度食べたら、一度着たら、一度住んだら幸せ」
ということは少ないです。
「また食べたい、また着たい、また住みたい」ということがあります。
でも、「物」は、一度手に入れたら、それで終わりです。
今度は「もっと良いものを、別の種類のものを手に入れたい」と思います。
「物」を手に入れるときに、一番幸せなのは、
それを欲しいと思い、それを手に入れられるかどうかギリギリの時です。
そして、手に入れた瞬間です。
それからは、幸せ度は下がっていきます。
もちろん、その幸せをずっと継続できる人もいます。
それを手に入れる過程を覚えておき、手入れをし、
大切に使っている人です。
でも、たいていは、その欲しかったものを手に入れても、
イライラしたり、愚痴を言ったり、どんどん物が欲しくなっていったりすると、幸せではないと感じます。
その物を手に入れた状況が「当たり前」になってしまうのです。
「当たり前」の反対語は、「感謝」だと言われます。
つまり、「感謝」を忘れてしまうのです。
感謝を忘れるから、イライラしたり、愚痴を言ったり、
どんどん物が欲しくなっていったりするのです。
つまり、「欲しいものがすべて手に入れられている」ということは、欲しいものがなくなるまで続くか、「自分が充分だ」と思わなければ、幸せだと感じられないのです。
お金があって、欲しいものがすべて手に入れられることでの幸せは、
難しいものになってしまうのです。
幸せを感じるには、不安をなくすか、
少なくするか、短くすることです。
そのために具体的な行動をしてけば、
多くのお金やモノにとらわれず、幸せを感じられるのです。
◆具体的な行動で、
未来の不安をやっつけよう。