乗り越えても、乗り越える前の気持ちを覚えておこう。 | 生きづらさを手放して、「ちょうどいい毎日」をつくろう

生きづらさを手放して、「ちょうどいい毎日」をつくろう

本当は、ただ静かに話を聞いてほしいだけなのに、
「それは甘えだよ」「ポジティブに考えて」
そんな言葉に、余計に心を閉ざしてしまうことってありませんか。

このブログでは、そんな私が見つけた
“ちょうどよく生きる”ための考え方や日々の工夫をつづっています。

 

『乗り越えた人が言う言葉は、乗り越えている途中の人には響かない場合がある』 
『自分の方法である問題が解決した。だから、他の人にも、この方法を教えてあげよう』 
ということがあります。 

ここには、『温度差』があります。

例えば、喋り下手な人が、

喋り上手になったとします。 
その上手になった人が、

今喋り下手で悩んでいる人に、

アドバイスをするとします。 
自分の方法でうまくいったから、

相手にも同じことをして欲しいと思うのです。 


アドバイスをする人をAさん、

される人をBさんとします。 
Aさんは、現在喋り上手になっています。 
でも、元々はBさんと同じく喋り下手でした。 
現在では、喋り下手のときの気持ちを覚えているかもしれませんが、

喋り上手の気持ちの方が大きいです。 


風邪が治ったときに、

風邪のときの辛さを覚えているけど、

その辛さより『今元気だ』ということの方が

気持ちとしては大きいのと同じです。 
過去になっているので、

“辛かった”となります。 


 

落ち込んでいるときに、

ポジティブすぎる人に会うと、

疲れることがあります。 
落ち込んだときは、明るい音楽ではなく、

暗い音楽の方がいいと言われているようです。 

Aさんは、今現在喋り上手になったから、

自分がやった方法がうまくいったと言えます。 
これを、喋り上手になろうとしているときに、

人にこの方法を言うことができません。 
ダイエットで、痩せる結果が出ていないのに、

『この方法だと痩せるよ』とは言えません。 
『この方法は楽しいよ』とは言えます。 
痩せた結果が出て初めて、

『この方法だと痩せるよ』と言えるのです。 

結果が出る方法であっても、

その人に合っていないと続きません。 
勉強方法は、様々な方法があります。 
友達に、『教科書を読んで、広く浅く覚えるという方法がいいよ』と教えてもらいました。 
しかし、僕はその方法に向いていませんでした。 
僕は、とにかく書いて覚える人だったのです。 
たしかに、読むよりも書いて覚える方が時間はかかります。 
でも、その方法の方が、楽しいのです。 
楽しいと、結果続くようになります。 
勉強は、効率の良い方法ではなく、

楽しく続くことも、ときには大事なのかなと思いました。 

『乗り越えた人が言う言葉は、乗り越えている途中の人には響かない場合がある』 
これを意識していると、

上司が部下に『なぜできない』とは言えなくなります。 
上司が新人時代に戻ることができたとしたら、

今の部下にそうは言えないと思います。 
上司の人が、新人時代に

『こういう上司になりたい』ということを書いておいて、
それを上司になったとき見返せば、

素晴らしい指導者になることができると思います。 
今の気持ちは今だけのものなのです。 
文字は、その当時の気持ちを、

そのまま伝えてくれます。 
乗り越えている途中の文字が、

1番強いのです。

 

 

◆乗り越えても、

  乗り越える前の気持ちを

  覚えておこう。