うまくいっても、「うまくいかなったときの気持ち」を忘れないようにしよう。 | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

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幸せよりも、生きやすさを求めよう。

 

んどいなと思うことがあったら、

『自分はこういうことがしんどい』とわかります。 
同じように、イライラすることがあったら、

『自分はこういうことでイライラする』、
嫌なことがあったら、

『自分はこういうことが嫌だ』とわかります。 

それらを自分でわかっていれば、

ストレスを減らしたり、

そういう状況を回避したりすることができます。 
また、原因がわかっているので、

冷静になれると思います。 
1番辛いのは、

『自分はなぜしんどいのか・イライラしているのか・嫌なのか』がわからないことです。 
原因がわかれば、対処法も考えることができます。 

現在のコロナウイルスに置き換えれば、

「いつ感染したか」「どこで感染したか」「誰から感染したか」などがわからないから怖いのです。
イライラの原因が睡眠不足ならば睡眠を取り、

おなかが空いているのならば、食べ物を食べるのです。 

 

自分にとって嫌な言葉・聞きたくない言葉もあると思います。 
例えば、受験生には、『落ちる・すべる』などの言葉は禁句です。 
普通に考えると、聞きたくない言葉は、

自分では言わないはずです。 
でも、聞きたくない・言われたくない言葉を、

言ってしまうこともあります。 
受験生で考えると、合格した人は、上の言葉を言えます。 
でも、現在受験生の人は、自分でも人にも言えません。 
人に言うことで、自分に跳ね返ってくるからです。 

つまり、自分が言われたくないと思っている言葉なのに言えてしまうということは、現在自分がその状況ではないということです。 
ただ、現在自分がその状況ではないのに、言わない人もいます。 
それは、“当時の気持ち”を覚えている人です。 
受験中の気持ちを覚えていると、『落ちる・すべる』と言われたくないということが理解できます。 

“当時の気持ち”は、辛さを乗り越えてしまうと、

忘れがちになってしまいます。 
優しい人というのは、“当時の気持ち”を覚えている人・思い出すことのできる人です。 
『現在の気持ち』と『当時の気持ち』が離れていれば離れているほど、

当時の気持ちが大事になってくるのです。 

ひと言で言えば、

「初心忘れるべからず」です。

何かを覚えたときも、そのときの一生懸命さは忘れてしまいます。

九九を覚えるのは大変だったはずなのに、

今はその記憶はありません。

当時の記憶を覚えている人・思い出せる人が、人に対して優しい気持ちが持てるのです。

 

 

◆うまくいっても、

  うまくいかなったときの気持ちを

  忘れないようにしよう。