「多くを少なく」と「少なくを多く」~「徐々に」の幸せ~ | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

仕事を徹底的に楽にして、
幸せよりも、生きやすさを求めよう。

過去の辛かった経験を思い出すと、
今の幸せを感じることができる。
ふと、そう思いました。

例えば、歯の痛みがあったときを思い出して、今、歯が痛くないことの幸せ。
風邪をひいたときを思い出して、今、熱がなく、何でも食べられる幸せ。
骨折・ねんざをしたときを思い出して、今、歩ける幸せ。

もし、これらの経験がなくても、頭で想像することもできます。
腕の骨折をしたことはないですが、それを想像することで、
今、両手が使える幸せを感じることができます。


幸せとは、相対的であり、比較することで、感じられます。
例えば、20型のテレビで見ていて、
それを40型にして、そのあと30型にすると、小さく感じます。
しかし、20型から30型にすると、
当たり前ですが、30型が大きく感じられます。
6帖の部屋に住んでいて、
12帖に住み、8帖に住むと、狭く感じます。
6帖から、12帖に住むと、当然広く感じます。


徐々にの幸せ・コツコツの幸せ=小さいプラスの幸せです。
「多くを少なく」か「少なくを多く」のどちらかです。
「少なくを多く」は、続きやすいですし、実現しやすいです。
例えば、宝くじを20万円当てるのは確率は低いですが、
毎日500円貯金を1年すれば、確実に20万円ほど貯まります。
ダイエットで、1食を抜くのは辛いですが、
毎食100kcal減らすのは、まだ簡単です。


「多くを少なく」より、「少なくを多く」の方が、
実は、幸せは大きいのかなと思いました。
大きさ・多さではなく、「回数」が幸せを感じるための材料。
「幸せの大きさ」が小さいと感じていたら、
それはきっと、回数が多いのだと思いました。