何か作業をするときに、
その作業を何度もしていると、
2通りの人に分かれると思います。
どんどん遅くなる人
どんどん速くなる人
反復をすれば、必ず上達します。
効率の良い方法もわかってきます。
頭を使って考えながらやれば、どんどん速くなっていきます。
『遅くなる』=『面倒だなと思っている』ということです。
『学校に行きたくないな』と思えば、遅刻は増えます。
夏休みの宿題は、『面倒だな』と思うから、
31日にするようになります。
『このやり方が1番』と思い込んでしまうと、
考えることをやめてしまいます。
ある値段の安いファミレスは、“まだ高い”そうです。
そう考えていると、
『どこか削れるところはないか』と考えられるのです。
テストで、『完璧!』と思ってしまうと、見直しをしなくなります。
工場で反復作業をしたことがある人なら、わかると思います。
最初は遅いのですが、あるときから速くなることがあります。
コツをつかめた感じです。
工場でアルバイトをしていたとき、
めちゃくちゃ速い女性の社員さんがいました。
『あの人には追いつけない』と思っていました。
1つ1つの動作が速いのです。
僕はその人に近づけるように、効率を考えていました。
1度にする量を増やしたのです。
『2つ持つところを、4つ持つ』という感じです。
速く作業をするには、
①動作を速くする
②効率を考える
の2つがあります。
制限時間を設定すれば、その2つを考えるようになります。
動作を速くするとミスになりがちですが、
効率を考えると楽にできます。
あるスーパーで商品を補充している、
おっちゃんの納品スピードは速かったです。
テキパキしていて、見ている方も気持ちが良かったです。
ただ、レジ作業では、速いのは良いですが、
お客さんをせかすのはいけません。
『速くお釣りを渡さないと!』と思うと、
手に押し付けることになるのです。
◆テキパキしていると、見ていて気持ちが良い。