~傷だらけで逃げて、たどり着くのは相応しい場所~★漂流地★ | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せを求めると、不幸せとの比較が生まれる。

生きやすさを求めると、楽しくてしょうがなくなる。

見切り発車の僕が たどり着いた漂流地 
今までの積み重ねてきたものは  人には見えなかったんだ 
優秀な人のアドバイスをうまく避けて たどり着いた 相応しい場所 

中に入るまでわからない わかったらもう 外に出ていいだろ 
その場所での恩恵は 十分すぎるほどにいただいた 
大多数と同じようにできなくて 辛くて 泣きそうで 
孤独で 助けてって言えなくて 逃げて 逃げて 
たどり着いた 相応しい場所 


顔を思い出したくないから  
見返したい人も追い風にはならないか 
それでも覚えている 侮蔑しているような目つき 
奈落の底に落とすような言葉 
難題から生み出したものへの無視 口癖へのけなし 笑い声 
空港で感じた心の奥底の表出は 間違っていなかった直感 
単に少し伸びただけ 骨折り損の 少しの儲け 
適材適所は人には決められない 
高所恐怖を隠した人に パイロットは勧められない 


「こうしたい」がいつの間にかに 続いている 
快を追い続けるためではなく 不快さから逃げるために 
痛めつけられた心は 同じ心を生まないために 
叫びたい声は 当人にぶつける必要もなく  
何万何十万の文字たちにして 誰かの背中を支えるものへと 


時が癒してくれるっていうけど 実際は時の流れの中で 
出会う人たち 言葉 事象 自然界 
見慣れた風景からでの発見が 少し角度を変えてくれる 
だからこそ 時を積み重ねて どんな状態でも 時を止めないで 

辛い時の時間が遅く感じたら あなたのそばに居てあげる 
ふたりになれば 時は速く ゆるやかに  
そこは倒す方法のない怪物を遮断した 時の止まった空間   
最後にたどり着いた 相応しい居場所