若いときに必要だと思うこと | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

仕事を徹底的に楽にして、
幸せよりも、生きやすさを求めよう。

夜の1時頃、某牛丼チェーンに行きました。
そこは、以前早朝に行ったとき、接客がほぼゼロだったお店です。

店に入ると、店員がいません。
「いらっしゃいませ」もありません。
食券を買い、カウンターに座り、食券をテーブルに置きました。
店員が出てきて、作り始めました。
お茶、出ません。

作り終わったら、「お待たせしました」とひと言。
別のところなら、「お箸や○○は、そちらにありますので、ご自由にお取りください」と言われます。
「ありがとうございました」、ありません。
以前は、金髪の人だったから、まあしょうがないかと思ったのですが、
黒髪短髪の人でも、こんな感じでした。


若いときに、こういう働き方をしていると、あとで苦労します。
「こんなんでお金もらえるの?」という意識になるからです。
また、細かいマニュアルを守る意味もわかっていません。
「別に言わなくても大丈夫」と思っているのでしょう。
マニュアルとして言うべきことを言わないと、
「箸が入っていない」というクレームにつながります。
そのお店を始めて利用する人もいるのです。
もしかしたら、買った後、車を発進させたあとに気づくかもしれません。
そいうことならまだいいです。
小さいことを守っていないと、大きな事故につながります。

仕事中にきちんとしていないということは、
ほぼ24時間、きちんとする時間はないということです。
お金をもらって、上司がいる状況できちんとしないということは、
自由時間もきちんとしないでしょう。
ということは、自動車学校で免許を取得した後、
「こんな小さなことは守らなくてもいい」という意識があると、
大事故につながります。
「なぜそれをするか?」がわかっていないのです。
仕事で「10回連続で大丈夫だったから、マニュアルは守らなくてもいい」と思って、
11回目で大事故が起こるのです。
これが、2、3回目だと、まだ小さな事故ですみます。

24時間営業が増え、社員の監視がない仕事が増えました。
社員は、忙しすぎて、アルバイトを教える暇がありません。
たいていは、ベテランバイトが教えます。
ベテランバイトの責任は、重くありません。
責任はすべて、社員が取ることになります。
学生とフリーターでは、学生はすぐに辞めても問題はありません。
生活がかかっていない場合が多く、また次もすぐに探すことができるからです。
危機意識がないので、「仕事」という意識が低くなりがちなのです。


「なぜそうするか?」「なぜそうしないか?」は、
考えることができる人は、すぐに理解します。
ATMで行列ができているのに、誰も使わないのは、
そこは調整中だからです。


物事には、必ず理由があります。
安いもの、高いもの、時間がかるもの、時間がかからないもの、
良いものなのに誰も買わないもの、悪いものなのにみんな買うもの、
人が怒ること、人が喜んでいること、
人がそれを目指すこと、人がそれを集めること・・・
すべてに理由があります。

「ゆとり教育」があったとき、
これらを教えて欲しかったです。
そうすれば、いろんな問題を最小限に
していくことができるのではないかと思います。