勝負。
勝ち負けを競うこと。
今やっているロンドンオリンピック。
『負けてもいい』と思って挑む選手はいない。
4年間、
その日のために必死の練習をしてきたはずだ。
だから
負けたら悔しいのは当然。
メダルを取ったときというのは
どんな気持ちなのだろう。
世界のトップ、
銅メダルだとしても、
世界で3本の指に入ったということだ。
今までの辛さが一気に脳裏を駆け巡るのかもしれない。
いろんな思いが込み上げ、
涙や笑顔に変わるのだろう。
人との勝ち負けを競うことを
やめたら楽になる。
誰かと競って食事したら、
しんどいでしょ?
前の車より速く行きたいからといって
車線変更しても、
結局赤信号で止まる。
あまり時間は変わらないのに、
イライラだけが残る。
今以上を求めるという
向上心が
自分との勝負を
果てしなく続かせる。
でも、
自分と競う
その勝負は、
心地良いものなのだ。