大河ドラマで北条時宗公の一生を演じた時、
「死ぬ」とはどういうことだと思いますか?
というインタビューを受けて、

信じ、託す事

と答えたことを覚えています。
21歳で師である父を送っていた僕は
大河ドラマ撮影時の25歳にそう答えました。

この世をさる時、
あとに残る人を信じるからこそ死んでいける。
託す相手がいるからこそ死んでいける。
受け継ぐ側であった僕は、
そうであって欲しい、
信じてもらえる人間、
託してもらえる人間でありたいと。

死ぬというのは、
信じ、託す作業だと答えました。

が、親となって
その枷を負わせることをしたいかと言えば、
不憫にも思えます。

僕は、
自分で選んで背負ったのだと
親に、先祖に言いたい。
背負わされたのではないよ。と。

我が息子も…そうであってほしい。
と、願う。
好むと好まざるとに関わらず
後継は歴史を、伝統を
負っていくものなのだから。



親思う 心に勝る親心
今日のおとずれ 何と聞くらむ

とは、吉田松陰先生の辞世の句です。

子は親を思い、
親は子を思う。

さて、
今とは価値観も死生観も違ったであろう
戦国時代。

時代は違っても、
家を思い、親を思い、
両親亡き後も懸命にその時代を生き抜いた
浅井三姉妹…。

夫を持ち、子を授かり
新たな家で
未来に血を、命を繋いでいった…。
激しく変わる状況、立場、役目
女性にとっても戦国時代を生きることは
まさに戦うことだったのではないかと…
娘を持つ親として
深く思うことがあります。

その心は、
今を生きる女性に通じ
その生き様は、
未来を生きる勇気、智慧をくれるはず

歴史に名を残した三姉妹に
母は?父は?何を残したのか?
何を残せたのか?

幼い茶々の目に映った長政が
その一生にどんな影響を
与えたのか?与えなかったのか⁇

親となった茶々は、

我が子にどのような思いを抱いたのか?

そして最期に何を思ったのか…。

野口マジックと私は呼ぶ
歴史から人間ドラマを紡ぎ出す

野口大輔さんの台本。

舞台だからこその、成仏をさせて欲しいなぁ。

時代は変わっても、
親を思う心、子を思う心
人を思う愛情は変わらないと信じ
その糸口を探し、
現代との、
客席との、
皆様との架け橋になれるよう
#浅井長政 公を演じたいと思います。

Alexandrite Stage produce
時代劇『PRINCESS TOYOTOMI』
https://princess-toyotomi.themedia.jp

演出:#野口大輔

《第一弾発表》
5/1(月)
#彩凪翔 /#和泉元彌

《第二弾発表》
5/10(水)
#美翔かずき /#平塚千瑛 /#高田舟
#留依まきせ /#大原万由子

《第三弾発表》
6/15(木)
#西条美咲 /#海老澤健次 /#岩永ゆい /#潮見勇輝

《第四弾発表》
6/20(火)
#大塚杏奈 /#倉田瑠夏 /#あも
#ゆめ真音 /#片岡芽衣

《第五弾発表》
6/25(日)
#山崎麗央奈
#綾月せり 
#和興
#戸田牧
#雪村花鈴

#西岡德馬 (声の出演)

【全情報解禁・チケット販売開始】
7/1(日)17:00

東京公演
8/10(木)〜8/13(日)
CBGKシブゲキ!!

大阪公演
8/18(金)〜8/20(日)
近鉄アート館