先日は、初の通し稽古にして
今作最大の対面が待っていました!



今回の舞台「少年陰陽師」は、
原作物です。

角川ビーンズ文庫から刊行されている
大人気シリーズ「少年陰陽師」その作者である
結城光流が稽古場に‼︎

そうです
結城光流先生との対面です!

誰よりも作品を知り、
登場人物を知るお方!

というか、
この方の頭の中から、
この方の心の中から、
作品が生まれた!
この世界が作られた‼︎
そう!
創造主なのです…。

担当編集と副編の方を伴われて…
大日如来と脇侍の様に。

柔和な表情で
一切の威圧感もなく
稽古場正面の片隅に座って
ご覧になられていました。

自分たちとは違うところで、
笑われたり、色めき立ったり…。
どう表現したら良いのか。
可愛らしかった‼︎

知る人ぞ知る⁈
相当知ってる人でも知らない⁉︎
ならではのツボも押さえられているようで…
原作者でありながら
さながら
女子中高生のファン読者のように
目をキラキラと輝かせ
口元をフニフニと緩めながら
ご覧いただけました。

流石に、
僕自身の板付位置の目の前に
3名が座られていたことには
ガクブルでしたが
そんな内面は悟られないように
スンッと老人晴明を演じておりました。

誰よりも怖い目線を持っているのに
作品を、演者を包み込むように
優しく見守っていただいた
通し稽古となりました。

さて、
稽古終了後には、
先生を囲んで懇親会が持たれました!

色々とお尋ねしました!
みんなが‼︎
次々と❗️

一つ一つに、
丁寧な回答をなさる先生。

もうね〜
人生相談をする人々を導く
「○○の母」と言われる占い師のよう…
いやそれどころではない!
そう!人生を、世の中、時代を導く
陰陽師のように、
優しく、的確に、分かりやすく
盛りだくさんにお話ししてくださるのです。

作品に限らず、
周辺の時代、文化についても
山ほどの知識を持っていらっしゃることが
言外に溢れている一言一言。
この時間は、演者にとって
財産の何者でもありません。

でも、書いちゃいけないんだろうなぁ…。

更にあんなこぼれ話も
先生は口を滑らせてしまっていたし。(笑)


先生から頂いた
励ましの言葉、
お褒めの言葉を
糧として

これから更なる
成長を遂げ、皆様の前に顕現する
舞台「少年陰陽師」を
お見逃しなく!


客席、公演数が限られる今公演
先生の言葉を借りるならば
「今回の舞台を見られる人はラッキー」

先生の頭の中にある
先生の作品に描かれた
「少年陰陽師」の世界を
皆様の前に描き出すため
演出の田中さんのもと、
座長の堀之内くんを中心に
スタッフ、キャスト一同
一丸となって…あ!その一員として
最後まで、精一杯
安倍晴明を生き切ります。


という訳で、
気になる方はまずチェック