今年3月9日に一回限りの
朗読☆音楽☆劇
「いや重けよごと〜愛のもののふ大伴家持〜」
が上演されます。

今日、顔合わせ、本読みがあり
本格始動しました。

わたくし、生涯3度目の
大伴家持公を演じさせていただきます。

家持ファンの僕としては、
光栄至極。
嬉しい分、自分自身に
プレッシャーをかけがちになっております。



3回とも台本が違うわけですが
家持公は、いつでも魅力的です。
どこから切っても魅力的なのです。

その波乱万丈の人生は
学校で習うその人とは
全くと言っていいほど
イメージが違います。

大伴家に生まれ、
何不自由なく育ち、
万葉集の代表的な編纂者として
1300年後まで名を残した人物。

と思われがちですが…

そんなもんじゃない‼︎

並大抵の苦労、葛藤、コンプレックスではない!
死してなお、朝敵とされ
屈辱を味わわされたその人生…。

それでも、生誕1300年を祝われる人物!
その人生とは⁉︎その復活劇とは⁈


不思議じゃありませんか?

知りたくなりませんか?


1300年前…万葉の人々からのメッセージ。
4516首の歌、歌、歌。

幾千、幾万の心が詰まった歌たち。
激動の中をくぐり抜け、
守り、伝えられた万葉集。

私たちは何を感じ、
何を思い、
何を学ぶことができるのでしょう?

反対に
1300年前…奈良時代の人々が
今の日本を見たら
どう感じるのでしょうか?


未来を生きるためには、
歴史に学ぶべき!ともあります。


今の時代だからこそ!
演じる意義がある。

今の皆さんに届けたい
万葉の人々の心があります。


大伴家持公を語るには…

武門の家に生まれ、
帝のおそば近く仕える(はずだった)
政治家としての人生があり、

大伴旅人を父に持ち、育ての母ともいうべき
大伴坂上郎女に歌の手ほどきを受けて始まった
後世に名を残す
歌詠みとしての人生がある。

歴史的、文学的に描いた
今回の作品で大伴家持公のイメージが
ガラッと変わるはずです。







大伴家持公生誕1300年記念の
最終イベントとして上演される舞台。
鳥取からも早朝、各団体の代表者の皆様が
ご上京下さいました。

あ!お土産を持って…



そして、今年の正月3日には
日本海新聞に一面
特別インタビュー記事が掲載されました。


万葉集4516首の最後
大伴家持公が詠まれた一首が生まれたのが
赴任した因幡国での元旦。
1260年後の今年、
彼の地、鳥取で
「いや重(し)けよごと」の歌が
蘇ります。

とりぎん文化会館梨花ホールは
大きなタイムマシーンとなって
現在と過去を往来し、
そして
未来への願いを届けます。

皆様の心に
演者が発する生の声が
万葉の人々の心を届けられるよう
稽古を重ねていきたいと思います。



このメンバーで!
個性豊かな出演者
ジャンル違いの異種格闘技な舞台。


詳しくは「いや重けよごと」で
検索!検索‼︎